前回に引き続きじょんじょん(うちのミニF56 JCW)のエアダクト周りブラックアウト。前回の記事はこちら。
今回は実際に車体にラッピングフィルムを貼っていきたいと思います。
このページのもくじ。
■屋内で丁寧にフィルムを切り出したら貼り付け。型がしっかりしていると貼ったときにイイ感じだ。
型を取るときにあまりデッサン風にたくさんの線を描くと、切るときにどの線を切ったらイイのか、わけわからなくなるので注意。
それぞれの部品を切り出せました。さて実車に貼っていきましょうか。
ただし僕のクルマはコーティングがされているので、洗車毎の非硬化型のコーティングは綺麗に落としてから貼り付けないと剥がれやすくなってしまいます。理想は洗車のタイミングで、洗剤でよく洗った後にフィルムを貼って、その後にコーティングすることです。
どんなタイミングでもしっかり脱脂はしましょう。僕は下の画像のようにスプレーボトルに入れて吹けるようにしています。吹いて10秒ぐらい経ったら油分が分解される気がするので拭き取ります。あんまり待ってると蒸発しちゃいます。
エアダクト横はパーツを2分割しました。2分割した方が位置が微調整できることが理由です。継ぎ目ができるのはマイナスポイントのですが。それと継ぎ目の角を丸く切り落とすことで剥がれづらく、つなぎ目がズレづらくなります。
下半分も貼ったら完成。元々エアダクトの面がバンパーからグッと張り出したアグレッシブなデザインなのですが、この位置をブラックアウトすることで張り出した面がバンパーからより離れて独立して見え、視覚的に立体感を強調します。
カタログの記載がわかりづらいのですが、純正でもリヤのステッカーは僕と同じ位置かも?
続いてフロントも同様。フロントは特にボディ外側に黒いアクセントを置くことでワイドな印象を与えられます。そういう意図のアクセントは低い位置の方がどっしりした印象になりますね。
■ノッてきたのでその他にもちょこちょこアクセントを入れてみる。
ちなみにヘッドライトは貼ってみましたが案の定イマイチだったのでボツ。笑 理想はやはり殻割りしてインナーをブラックに塗装することなんですが、ちょっと不可逆的な改造は悩ましいところですよねー。
その他にも細々とした部分もちょっとアクセントを入れていきます。
僕のじょんじょん(ミニF56 JCW)はピラーから上のルーフがブラックですが、ちょっと高い位置にフィン風のアクセントを入れてみました。赤いラッピングフィルムでサクッと簡単に作れますが、簡単な割にはチューンドっぽい雰囲気に貢献できます。
あとレッドのボディなのでCHUMSのロゴを入れてみようかなと。チャムスはキャンプのブランドで、ブービーバードというペンギンっぽい鳥をモチーフにした赤白のロゴが特徴。キャンプブランドには珍しいのですが、自然に溶け込むナチュラルカラーではなくカラフルでファニーなデザインがとても可愛く、ミニと通ずるところがあるように感じます。
カッターと定規でサテンホワイトのフィルムを切り出し。こういうのを切り出す時はマス目付きのマットがあると測りながら作業がしやすいですね。細かいカーブの部分はカッターではなく、ハサミを使った方が僕は作業がしやすいです。
ひとつはこんなところに貼ってみました。センターマフラーってその周りを強調したくなりますよね!以前所有していたぽすけ(ケイマンS)もセンターマフラーでしたが、とにかくセンターマフラーが大好きなのです。たとえトランクに荷物を出し入れしてる間にパンツの裾が汚れてもな!笑
というわけで今回の作業が完了したフロントビュー。(小型車用のパレットにも余裕で停められました。笑)
改めて今回の考え方ですが、立体的に張り出している各エアダクトにブラックアウトで陰影をつけることで、さらにその張り出しを強調するという狙いでした。左右端のエアダクト、そしてアゴ部分もバンパーから浮き出て見えるようになりました。
ブラックアウト、もしくはワンポイントのアクセントカラーは視覚のマジックなので、どんな車でも車体を多少は低く見せたり、ホイールを大きく見せたり、軽量そうに見せたりと、手軽に効果を得ることができる有効な手法だと考えています。
そうそう、最後にリヤビュー。”かわいいミニ”からちょっとチューニングカーっぽい雰囲気になってきたでしょうか。やっぱりクリアカラーのユニオンジャックテールの功労がデカいですけどね。