前回に引き続きGRスープラを見に行ってきたインプレッション。今回はスポーツモードでフカしてもらったサウンドを動画に撮ってきたので、そちらも公開です。
前回の記事はこちら。
このページのもくじ。
■あぁ買っちゃうかも・・・とマジで思ったエギゾースト音。色々なことがどうでもよくなる良い音。
僕は社会人になって、自分の初めてのクルマを買うためにめちゃめちゃ働いていたのですが、その目標はA80スープラだったのですね。ただワイスピも流行った後でなかなか国内の中古では良質な個体がなかったり、あっても古い車とは思えないような価格だったこともあって結局諦めてしまいましたが、今でもなお欲しいと思うクルマ。なのでスープラには大きな思い入れがあり、正直なところ、それが新型スープラに対して
「(いいクルマだけど)うーん、僕の思ってるスープラ像とちょっと違うかな・・・」
という感情を抱かせていました。
でも最後にエギゾースト音を聞いて、そのまま注文して帰りそうになりました。それがこちら。モードはスポーツに入れています。
そのサウンドには信号で止まっていたクルマからも視線が集まり、(普段この辺にはいない)海外の方々も集まってくるほど。笑 やっぱり”鳴る”クルマはいいですね。
■GRガレージはおもしろい!!オマエは本当にトヨタの施設なのか!?
ずーっと外でクルマに座って話していたのですが、最後にコーヒーを一杯もらいに店内に。すると目に飛び込むのは最新のレーシングシュミレーター。試乗待ちの人がこれで盛り上がるらしいです。
僕もPS5が発売されて、さらにグランツーリスモが発売されたらこれぐらいの装備を用意してみようかしら・・・などと思ってしまいます。MTミッションも必要ですね。子供の英才教育のために・・・イヤイヤ、子供はクルマにハマらないように気をつけるんだった。笑
そして驚くのがチューニングパーツ。たまたま写っているのがTRD(トヨタレーシングデベロップメンツ)の棚ですが、その裏からズラッと足回りやエギゾーストなど社外パーツが展示されています。
なんとGRガレージでは社外パーツをガンガン組んでくれるとのこと!
しかもここにあるものを組む限り新車保証もされるし、ここで組んだパーツの不具合も保証されるとのこと!純正戻しもやってくれますし、残価設定ローンもちゃんと使えるとのこと。
思わず「トヨタ直営でしたよね!?」と聞いてしまいました。笑 こんなに安心してカーチューニングできる環境はなく、これはGRガレージでカスタムしない理由はないですね。僕が一番感動したポイントかもしれません。
ちなみにガレージには納車整備中のスープラがずらり。結局納車する前にGRガレージにて整備するしかなく、となるとGT-Rと同じで”スープラの面倒が見れるGRガレージ”が近くにないと何かあった時にディーラー整備の時間がかかるのかもしれません。。
■GRスープラは買いなのか?ぶっちゃけ今となってはあのときオーダーせずによかった・・・
その場では結構具体的な話までしており、初年度モデルはそのときに船に乗って日本に向かっている数台のみ、それなら夏ぐらいには納車できそうだが、その先はいつになるかわからないとのこと(1月当時の情報)。
なので注文するなら今だというタイミングだったのですが、悩んだ末に止めました。ベースがBMWという欧州車なので1年ごとにマイナーアップデートがあるだろうということ、そしてより上のグレードが出るのではないか?という点が駆け込みの初年度オーダーを止めてしまいました。
実際にそれは正解で、なんといきなり2年目のモデルはマイナーチェンジの域を超えた387馬力。初年度モデルの340馬力から一気に47馬力もアップするという暴挙です。アメリカではかなりクレームが出ているようで、そりゃあ最初に買ったオーナーはかわいそうですよね(初年度RZの売却価格も下がるかと)。。
近年のクルマは小排気量でもターボでかなりの馬力を捻り出しますし、制御設計の変化によってターボラグも体感しづらくなってきています。そんな中で3リッターターボエンジンが340馬力というのはちょっと「インパクトがない」と言われてもしょうがないと思っていました。
スープラの名を名乗るなら400馬力は欲しかったところ。BMWとの政治もあるのでしょうが、やはり販売スピードが一気に落ちて慌てて47馬力も出力向上を行うことになりました。多分コンピューター設定を変えるだけでそれぐらいポンと上がる素地はあるのでしょうね。
■買うのは諦めたが、もし買ったらブラックボディにモノトーンのカストロールカラーかな。
ちなみにこちら、有名なレンダリングアーティストの80スープラオマージュ。僕はR34、80スープラ世代なので、もしこれだったら3秒で購入していましたね。笑
ちなみに購入するならブラック。そしてブラックに近いダークトーンで2色のグレーを用意し、うっすらとわかるカストロールカラーにしますね。カストロール模様のグレー部分はサテンマットだと尚良いかも。ホイールはブラックだと完全な大人のチューニングカーですが、そこは真っ白というのもコントラストが美しく、カストロールトムススープラ世代の胸にグサっと刺さるかもしれません。
このカスタムを思いついた瞬間マジで買おうかもう一度悩んだのですが、まぁちょっといつもの「運命を感じる」には至らないかったのかもしれません。。