GRスープラ:チラッと見てきたトヨタの大本命。そのサウンドには一瞬その場で注文しそうになったぞ。~前編~

実は僕の家の近くにはGRガレージがあるんです。結構前からあることは知っていたし、しょっちゅう目の前を通っていたんですが一度も行ったことがありませんでした。

行ったのは1月ごろなので初年度モデルですね。つゆだくの車検を通してウロウロ走り回っていた時に、何となく通りがけにスープラを見て入店。

今回は動画で盛大なエギゾースト音も収録していますよ!

■実車は写真よりもシャープな印象でカッコいい。どうやら写真映りは悪いらしい。

展示されていたのはもちろんトップグレードのRZ。3リッター直6ターボエンジンは340馬力。

正直結構ずんぐりむっくりな印象を持っていたのですが、実車は思いの外シャープな印象。思わずディーラーの方に

「実車の方がカッコよく見えますね」

と言うと、この子は写真映りが悪いみたいでよく言われます、とのこと。

写真ではあまり大きなクルマだと感じませんが、実写はそれなりのサイズがありますね。おそらくそれは大きなヘッドライトと大きく盛り上がったボンネットのせいでしょうか。

近くにGRガレージがあるからか家の周りで走っているスープラをちょこちょこ見かけるのですが、チラッと見えるだけでもその姿は目立ちます。日本車でこういったオーラがあるクルマはやはりGRスープラとGT-Rですね。(NSXは実車が走っているのは見たことがない)

しっかりと大径タイヤがインストールされていますが、やはりもうちょっとツライチまで出したいところ。

サイドシルは結構厚いですね。ただよく見るとフレームがそこまで太いのではなく、サイドエアロ(低く薄い部分)の幅が広いようですね。

■内装はまんまBMWだ!まぁ別にTHEトヨタの内装にしてほしいわけではないが・・・

続いて内装。レッドのアクセントがやる気を引き出してくれます。シートももっとレッドとツートンだったらよりいい感じですね。センタートンネルは結構高めで囲まれ感があります。

こちらはセンターコンソール。僕は以前代車で1週間ほどBMW 1シリーズに乗っていたこともあって、シフトノブやナビを操作する丸いダイヤルなんかを中心に「これはまんまBMWだ。笑」という感じ。

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まぁそれが悪いと言うことではなく、パーツのひとつひとつは煮詰まった洗練さがあります。ただBMWがベースを作っているせいか、ちょっと配置が取ってつけた感はあるかも。

例えばスポーツカーなのにナビのメイン画面がちょっと邪魔。エアコン吹き出し口の位置を変えてもう少し下にずらして欲しいですね。その下の1~6までのボタン周りとかスカスカですし。

それとエアコンの操作パネルの下についているのはETCと、オプションのサーキットレコーダーとのこと。もうちょっとスマートにどこかに埋め込めると良いですね。

メーターはデジタルパネル。そしてステアリングは派手さはないものの、とても握りやすくトヨタらしいですね。こういうところが好感を持てます。

シートバックにはレッドが入っています。そして先代の80スープラと違って完全な2シーター。これによって世の中の若いパパ世代の購入は難しくなり、子育てが落ち着いてきた人のセカンドカー需要がメインになるのかも。僕もそうですが、大人には狭かろうと子供を載せられる後部座席があるのは”なんとかスポーツカーを買う”ためにはかなり重要な条件です。

次回はエンジンサウンドを収録してきたので動画で公開したいと思います。