早速DIYで内装に赤いアルカンターラのアクセントをつけていきましょう。用意する物はアルカンターラと両面テープ。以上です。笑
アルカンターラというと高級なイメージがあって、場合によっては特定の高級車で純正レザーをアルカンターラに替えると追加金額が発生しますが、実際には高品質で有名な東レのエクセーヌでもレザーより遥かに安価で手に入ります。
逆にこういった起毛生地は品質がピンキリなので(安い中国製品買ったときのパッケージの台座に使われているモケットのようなものまである)、いっそのことブランド品を選んでおくのが後悔のない選択だと思います。東レ製品は僕も使っていて、なんならメーカー純正も使っていると思うので安心です。
これでポルシェのルーフライニングを真っ赤にしたときは、めっちゃテンション上がりましたね。そういえばそのDIYは記事にしてなかったかもしれませんが・・・
このページのもくじ。
■とりあえず試しにナビコントロールスイッチパネルカバーを全面張りしてみる。
まぁとりあえず僕もTry & Errorで生きてきているところもありますし、それによって世の中に参考資料のないDIYをやってきているわけですから。笑 なので無茶と分かっていてもとりあえず伸びないアルカンターラ生地がどこまで伸びるか試してみます。
試すのはミニのナビをコントロールするスイッチパネルのカバー。カバー後方側から上に持ち上げれば容易に外れます。
まずはそいつを脱脂して両面テープ張り。接着剤を使わないのはまだ失敗する可能性を十分に見込んでおり、戻せるようにするため。最悪ベタベタしてもシール剥がし液で一発で綺麗になります。
で。白い台紙を全て剥がしたら赤いアルカンターラを伸ばしながら貼っていきましょう。ラッピングフィルムではないので熱しても伸びませんよ。
そして瞬時に結論がわかります。これダメ。笑
引っ張れば端っこまでシワなく伸ばすこともできますが、タッカー(デカいホチキス)でひたすら固定できる環境でなければ、すぐアルカンターラが両面テープから剥がれてシワになってしまいます。これは素材の不向きということで、細かい曲面を持った部品に全面張りするのは諦めましょう。
■そこで苦肉の策がアクセントとしてストライプ張りにすること。これはこれでおしゃれ。
全面張りがダメなら諦めるかというとそうではありません。僕はレッドのアクセントについていうと全面張りよりも、細くアクセントを入れる方が圧倒的に好きです。なのでラッピングフィルムがアルカンターラになったとしても同じプレイで攻めていきましょうか。
そしてドン。
そう、いきなり完成しているわけです。不親切なブログになりましたねー。笑
カーボン地のラッピングシートでラッピングし、アクセントで帯状に切ったアルカンターラを張りました。それだけです。ラッピングについてやり方は過去記事に書いているのでこちらをご参照くださいませ。
いやー、カーボン柄に外しでモフモフのアルカンターラ。アルカンターラ生地は分厚いので浮いちゃうかなと思ったのですがモフモフだと案外いけそうな気がします。
その勢いでドアインナーハンドルの部品も同じようにしてみました。やっぱりアクセントが入るといいのですが、やっぱり分厚いこともあってやや取ってつけた感ありますね。。
■境目をぼかす。それは企業の組織論でもアルカンターラDIYでも同じなり。
訳わからんサブタイトルつけてすいません。
要はアルカンターラをワンポイントで入れるのはイイけど、その厚さからくる段差をごまかせということです。やはり境目をぼかすというのはデザイン的に重要ですね。例えば結構色の違う2色の境目に細くホワイトのラインを入れると、一気にその異なる2色がひとつのキャンバスの上に馴染んだりします。それと同じです。
そこでなんとなく目に入ったのが昔100均で買って全く使うことのなかったケータイ(ガラケーの頃)のジルコニアシート!これを細く切って境目のぼかしに使いつつ、ちょっと女性っぽいキラキラな仕様にチャレンジしてみようということです。
やってみたのがこちら!
おー、個人的には結構気に入りました。結構アクセント力が上がりましたし、そしてこのアルカンターラストライプの段差がまったく気にならなくなりました。これはもっと試してみる価値あり!
ということでドアインナーハンドルだけでなく、ナビのコントロールパネルカバーも同様にしてみます。
どうでしょう?スポーティなんだけど女性っぽいという異なるテーマを入れられたかもしれません。ちょっとキラキラが3列になると下品かなー。。取り付けてみて考えましょうか。
■取り付けてみるとワンポイントがイイ感じ。キラキラは良い具合に目立つ。
単体で見るよりも実際にクルマに取り付けてみた方が良いです。大きな中の一部だと、多少派手だったものも印象が変わります。
ドアはこんな感じで、むしろもうちょっと赤が多くてイイかもと思うぐらい。部品をちゃんとはめ込むとあんまりアルカンターラの段差は気になりませんね。
一方でセンターコンソールのコントロールパネルカバーはこんな感じ。むしろこれぐらい派手になってないと目立たなすぎるぐらいかなと思います。ボタン触るときにちょっと触れるモケモケ感がたまりません。笑
ただ個人的な感覚として、やはりキラキラは3列になると単体で見てちょっと上品さを失うかなと。最大で2列だなと思いました。細かいやつですね、すいません。
ということでこの部品はセンターの1列にキラキラを減らしました。これでイイ感じのバランスです。
このデザイントーンは引き続き繰り返して内装の中で使っていこうと思います!貼るのも、いつか張り替えるのも楽ですし、しっかりアルカンターラ使えますからね!