最近僕は中古で2015年式F56 JCWを購入しましたが、それまでにはいろいろな車を試乗して結構悩んできたわけです。今回はその過程で試乗したクルマを、今更ですが紹介していきたいと思います。
僕が購入に至ったのは3doorハッチバックモデルの”前期型”なわけで、今はちょうど後期型が発売されて少し経ったタイミングです。後期型の3door/5doorはわかりやすく言えば「テールライトがユニオンジャックになっているやつ」が該当します。
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■後期型の素晴らしい点は3つだ!
後期型に切り替わる際を一般的にマイナーチェンジと言いますが、ミニ3door/5doorについてはほぼ形が変わらないにも関わらず
「結構インパクトのある変更を加えている」
ところが憎い感じです。つまりパッと見た目や、大きな機能変更でわかりやすいのが訴求ポイント。裏を返した言い方をすれば、マイナーチェンジというのは前期型購入者に劣等感を感じさせるところも、ビジネス戦略的には重要ですね(実際は大きな会社ほど開発の間に合う、間に合わないで変更箇所が意図通りにいかない)。
僕の場合もそうですが、新車で後期型のミニを購入するか、中古で前期型のミニを購入するかはかなり迷いどころなのです。細々とした変更ポイントはあれど、ズバリ僕が後期型欲しいと思うマイナーチェンジポイントはメインで3つです!
■①ヘッドライトのデイライトが一周の円に。
まずはヘッドライト。やっぱりマイナーチェンジは基本的に見た目な訳ですよ。大きな土台は変わらないわけですから、後期型に乗っている優越感のメインは見た目の変更にあります。ただ後期型のトータルデザインバランスはめちゃめちゃ良くなりましたね。
ヘッドライトはとうとうミニのアイコンである丸いヘッドライトに合わせて、デイライトが丸く一周光るようになりました。そもそも前期型ではデイライトが点かない(つまりスモールライトとしてLED点灯)わけですが、これは気合を入れればコーディング(プログラムの書き換え)で変更可能です。
ただしやっぱりまん丸に綺麗に光るとインパクトがデカイのと、ウィンカーがLED化してデイライトと同じまん丸の円で光るところは大きな変更ですね。これは羨ましい・・・
■②テールライトがユニオンジャックに。
そう、これは有名ですがジョンクーパーワークスGPのコンセプトから派生して実車にまさかの導入されたテールライト。ジョンクーパーワークスGPではもっとツブツブしたLEDで表現されていて、それが逆にレースカーっぽくて良かった面もありますが、ちょっと「うきゃー!やられたー!」みたいな可愛い顔しているようにも見えました。日本人の絵文字文化のせいでしょうが。
それを是正したこともあって、後期型に投入されたユニオンジャック模様のLEDテールライト。これが案外イイのです、粒の発光から面での発光かつ立体的になったら高級感が出てきました。後期型が発表された時には「まじか!」と声が出ましたね。
これも前期型と違って電球からLEDなのも良いところです。最近発表されましたが、BMW MINIが正規部品として前期型の3door/5doorに対してユニオンジャックテールの販売を開始しました!これはアツい!ちなみに僕が前期型を購入した後なので、この情報があればなおさら前期型を購入していましたね。
僕がディーラーの人に話して聞いていたのが、前期型のミニに「サイズが一緒だから」と言って後期型のユニオンジャックテールを無理やり配線してつけると、電流量の違いから基盤がやられるかもしれないのでオススメできない、ということ。確かにこれは結構強いのですが、今回正規販売されたということはそういった点に対策がされた部品ということですね。ちなみに価格は¥80,000~¥98,000で見かけています。