さて、2年半前にぽすけこと987ケイマンSを手放してからというもの、ママ号購入の話が挙がったりしていました。
結局のところめぇさん(パナメーラS)だと安全で広い駐車場が少ないので停めるところに困り、つゆだく(ローバーミニ)だと2人の子供を乗せるには手狭で、何より万一事故った時の安全性に不安がありました。
ということで「判断基準のイカれている」我が家の場合に、ママ号に必要な要件を整理してみました。
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■なにより子供や荷物が載せられる最低限のユーティリティ(実用性)が必須。
やっぱりママ号を選ぶためには、どうしたって最低限のユーティリティが必要になります。そりゃあもちろん2シーターじゃ子供まで乗らないわけですよね(昔と違って今はベビーシートが必須なのでシート数は必要)。
まず子供や荷物が載せられる「最低限の実用性」があることは必須条件であって、そこから「使いやすさ」を重視していくのか「それ以外」を重視していくのかはバランス次第。
その結果「デカくて運転しづらくても利便性だ!」となれば世の中アルファードやヴェルファイヤあたりになったり、「ラグジュアリー感は必要だ!」となればレクサスにいくかもしれません。「いや、スポーツカーは人生だ!」ということであればギリギリ4人乗れるポルシェ911やアストンマーティンDB11などのクーペになるかもしれません(普通はならないですね。笑)。
トータルの維持費や使い勝手のバランスで行くとステップワゴンやプリウスα、ちょっとリセールを重視してハリアーなんてところが非常に良いでしょうね。中古で買うと価格も抑えられますし、こう言っては失礼ですが子供に汚されても多少我慢できます。笑
ただうちの場合は、そういう他人と被るクルマは(僕が)ナシなので、非常に良いクルマだとわかっていながら選ばないのです。。
■我が家は尖った愛しいクルマ達だが、トータルバランスに欠ける。
まぁ元々は大のイギリス人が4人乗れる設計と言っても、激セマなクラシックミニで子供2人と生活するのは結構厳しいわけです。なぜならチャイルドシートやベビーシートは結構幅を取り、小学生がそのまま乗るよりもスペースを要する(そして圧迫感がある)からです。それに子供と過ごすと結構な荷物を持って出かけることになるので、さらに荷物の積載ができる必要があります。
ということで1人目の子供が生まれるにあたって購入しためぇさん(パナメーラS)は荷物はトランクにガッツリと乗りますし、座席も広々なのでその点に不安はないのですが、全長5メーターぐらい、幅1.9メーターぐらいというデカいクルマなので都内ではまぁまぁ不便というのが嫁のコメント。
1台は小さすぎる。もう1台は大きすぎる。ディーラー行って「買い替え検討の理由欄」のチェックボックスでこの2つにチェックを入れるわけです。完全にアホですね。笑
■ママ的な条件と変態クルマ好きの条件は矛盾する?落とし所もあるはず。
ということで今回”子供連れの母親”から見たクルマの条件は以下でした。
- 最低限B型ベビーカーが乗る。できれば2人乗りのベビーカーが乗る。
- さらに追加で1泊旅行に行けるぐらいの荷物が乗る。
- 子供が2人乗せられ、さらに子供を乗せやすい(4人乗り以上で、できれば4ドア)。
- どんなタイプの駐車場にも停められ、都内の狭い住宅街に気にせず入れるぐらいにコンパクト。
- かわいくてオシャレ。
まぁかわいくてオシャレというのはオマケですが、やはりクルマはライフスタイルなので”オシャレママをやる”のにクルマ選びは結構重要なのかもしれません。
一方で僕は運転していて楽しく、人と被りづらいクルマというのが重要です。この折り合いが難しいのですが・・・
コンパクトさまで考慮に入れるとやはりホットハッチが濃厚ですね。子供を乗せやすい4ドア(5ドア)とまでいくと例えばメルセデスAクラスAMGとかでしょうか。ただコスパやかわいさまで考慮に入れると、なかなか「バッチリこれ!!」みたいなクルマは見つかりませんでした。
結果としてF56 ミニ3ドア ジョンクーパーワークスに落ち着いたわけですが、ここで諦めた条件は「2人乗りのベビーカーが乗る」「子供を後部座席に乗せやすい」という2点ですね。。
トランクが大きくないのは見てその通りですが、さらに後部座席には乗り込みづらい。そりゃ3ドアならそうだろうと思いますが、さらにJCWのハイバックスポーツシートだからなのか、思ったよりシートが前に倒れないというのがあります。
そのうちベビーカーの積載具合でも記事にしてみましょうかね・・・