オイルフィルターヘッドのガスケットからオイル漏れしているので修理、前回は分解したのですが、ガスケットが簡単に剥がれなかったので自宅内で腰を据えて作業することに。
せっかく家にまで持ち込んだのでしっかりと洗浄して綺麗に仕上げたいと思います。
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■フィルターヘッドのガスケットを入手する。
このガスケットを交換するにあたって替えを購入しておく必要がありますが、楽天やAmazonでは見当たらなかったので、直接ショップのサイトから購入しました。
でもガスケットって数百円のシートですが、こういったショップの直営サイトっていちいち送料が高いんですよね。商品によらず送料一律の場合は、大きなものを買うにはお得ですがガスケット1枚買うには送料の方が高くつきます。。
と、ネットを探し回っていたら北海道の網走からレターパックライトで配送してくれるところを発見。しかもちゃんとクレジット払いができます(僕には重要なポイント)。たとえ日本の北端から送っても全国送料一律ですし安いので助かります。
せっかくなのでお礼も込めて「B-WELL」さんを紹介しておきたいと思います。網走でローバーミニは生活できるんでしょうか。。半年は冬眠な気が・・・笑
金額はガスケットが210円(そもそも他のサイトより半値ぐらい激安)、送料が360円です。
■一番大変な作業。元々のガスケットを剥がす。
さて元々のガスケットを確認。一見するとそれほど問題がなさそうに見えますが・・・もしかしてガスケット交換せずにボルトの増し締めで対応できたのかも。
と思いますが、ボルトはがっちり締まって固着気味でしたし、まぁオイルが漏れているならガスケットごと交換するのがベターではあります。たしかに触ってみるとガチガチに固まってはいますね。
しかし不思議な形ですねぇ。ひとまずこれをペロッと剥がします。
・・・そんな簡単に剥がれません。笑
とりあえずはがせるだけ爪で剥がしてみましたが、結構硬いし一度に小さい範囲しか剥がれないので時間がかなりかかりそう。。さらにこの部品の縁は鋭利になっていて、わかってはいたものの数カ所手を切りました。なので軍手したほうがいいかも。
夕方の作業だったので、ここは一度諦めて家の中に持ち帰り丁寧に作業しようと思います。サッと終わらせたかったのですが仕方ないですね。持ち帰る以上は綺麗に仕上げたいと思います。
ちなみにミッションケース側はこちら。下の赤丸がオイルのinとoutですね。他の大きな穴2つはボルト用、小さな穴は用途不明です。
こちらも綺麗に拭き掃除をしておきます。ついでに周辺もオイルで汚れてしまっているのでパーツクリーナーしておきました。これは気休めぐらいしか綺麗になりませんね・・・笑
ちょっとオイルフィルターカバーの付け根からもオイル漏れがあったので、交換時期には早いですがオイルフィルターも交換しておきたいと思います。何度も分解するのは面倒くさいのでね。。
ちゅうことでフィルターも分解。スッゲー汚れているというわけではないですね。まぁ次回のオイル交換の際に交換しようとしていたのでそりゃそうですか。
とここで問題が発覚。
なんとオイルフィルターカバーのゴムパッキンが切れかけている!これがオイル漏れの原因だったんですね。キツく締め込んだりしていなかったはずですが、これは反省。プッツンと切れてしまっているのではなく、切れ込みが入ってしまっている状態。これはこれでなんか変ですね。刃物で切れたような感じ・・・事件性がありそうです。
ひとまずそれぞれをペーパーでしっかり拭いて家に入れます。
■部品を洗浄してから古いガスケットを削ぎ落とす。
軽くパーツクリーナーしてみたのですが、それよりも普通に洗剤と歯ブラシでゴシゴシしたほうが綺麗になります。ピカピカにするには研磨しないとダメですが、性能的にはしっかり掃除しておけば大丈夫でしょう。
部品ひとつずつ(特にフィルターケース内)をしっかり洗浄しておきました。
で、もしフィルターケースを水洗いする機会があるのであれば、内側は水で濡らして30分とかすると錆びるので、洗浄したらそのままペーパーで拭いてドライヤーで乾かしておきました。普段はオイルに濡れているので錆びることはありません。
フィルターヘッドの、フィルターカバーが取り付けられる側。これも汚れていたわけではないですが綺麗になりました。
そしたら残ったガスケットを剥がします。マイナスドライバーでも落ちないのでスクレーパーを使うといいですね。僕はなかったので捨てるつもりだったカッターの刃を使っています。危ないので推奨はしません。
カッターの刃で削ぐのも危ないし、しかもアルミのヘッドは縁のバリが鋭利になっていて変に握ったり手が滑ると切れます。なので家の中で落ちついてやらないと危ないかも。。
平らに削ぎました。結構アルミのカスも出ているので、少しバリも取れたかもしれません。いずれにせよ平面であればあるほどガスケットが密着するので、平らになるように削ぎます。尖ったピックでガシガシやるとガスケットに触れる密閉面がデコボコになるのでやめたほうがいいです。
ここで一度洗浄。カスが残るとオイルに混ざるので、水を使ってしっかり洗うほうが安全ですね。
次回はオイルフィルター交換と取り付け作業で完了です。
自分もそのショップ利用してますよぉ~www
オイルフィルターヘッドの小さい穴は多分バイパス用の穴かな、、、?
本管が詰まった時に少しでも循環させるための穴かと思います~