試乗:これはファミリーカーにめっちゃ欲しい!シトロエンC3に試乗する。~外装編~

最近の我が家では育休中の嫁と1歳過ぎの息子氏がいるので、いわゆる「生活の足として」車が必要なのです。都内在住ですが、いや都内在住だからこそ?電車に小さな子供と乗るのは混んでいたりして非常に大変なので、車で出かけられるなら車で出かけます。いやむしろ車で行けるところにしか行かなくなります。

現在はそれをつゆだく(ローバーミニ)が担っているのですが、本来ファミリーカーとなるべきだっためぇさん(パナメーラS)が、普段都内で生活に使うにはデカすぎるからなのと、我が家の駐車場事情として「つゆだくをどけてからめぇさんを出し、そしてつゆだくを戻す」ことをしないとパナメーラを出せないのが大きく影響しています。

結果としてつゆだく(ローバーミニ)を多用してしまっているのですが、それもサイズ的に限界がきていますね。この辺りはまた別で書きたいと思います。それでもIKEAの帰りにこれぐらいは荷物を詰め込めるのですが。笑

そこで今回目をつけたのがシトロエンC3。早速試乗に行ってきました。

■見た目は抜群におしゃれ。まずは外装をチェック。

まずなによりおしゃれですよね。好みが分かれるかもしれませんが僕はかなり好きです。日本車にはない思い切ったデザインで、これが日本の道路に溢れることはないでしょう。僕にとって「人と違う、カブらない」ことは非常に重要なポイントです。

さすがデザインコンシャスなフランス車。正直今までシトロエンに興味を持ったことがないぐらいだったのですが、C4カクタスからものすごくデザインが良くなり、そしてこのような価格帯を超えて高級さを感じるところも魅力です。

C4カクタスよりも都会的でスタイリッシュになり、さらに購買意欲を掻き立てるところです。

細いヘッドライトに対照的な大きなフォグライト(これがヘッドライトなのかもしれない)、そして低く見えるルーフにアイコンであるエアバンプ、そしていい感じにポップなポイントカラー。

■テールも現代風。リアラゲッジも実用的。

良い意味でまるでオモチャのようなデザインですが、一方で近くで見るとなかなか質感が高いこともわかります。プラスティックの安っぽい感じもなく、各部品のエッジも綺麗に立っています。

オープン初日のショールームに行ったのですが、そこには限定車のカフェエディションが置いてありました。カフェをイメージしたというこちらの仕様。外装はシックなトーンに抑えられていますが、ビビットカラーが好きな僕にとってはちょっと落ち着きすぎた仕様かもしれません。

テールランプは立体的なデザインのLEDが効いていますね。ダークトーンのレンズもボディを締まらせる印象です。テールゲートを開けてみると軽い力で開けられます。それはダンパーのバネが強いことを意味するので、だいたい逆に閉めるときすごく力がいるのですが(これがけっこう大変)C3は閉めるときもそこまで力がいりません。

ドアもそうなのですが、基本的にテールゲートを含めて各ドアパネルが軽いのだと思います。ドアも軽く開いて、軽く閉められます。これは子供抱きながらでも楽ですね。ただ価格帯的にさすがに電動テールゲートではありません。パナメーラで電動ゲートの楽さに味をしめてしまったのですが、この辺りは仕方のないところ。

ただテールはおしゃれなものの、一般的なコンパクトカーのデザインですので、フロントのインパクトとは相対的に落ち着いた感じがあります。ここは購入後にひと工夫入れてもいいでしょうね(煽られないためにも)。