いやーめぇさん(パナメーラS)を購入してから1年とちょい、どうして今までLED化をしてこなかったのでしょうね。外装はだいぶLEDが入っているのでそれである程度満足していたというのもありますが、なんとなくフルコンピュータ制御マシンなので電気系統(だけでなく全部か)を触るのに抵抗がありました。
ぽすけ(ケイマンS)のようにちょっと足元を深く覗き込めば、あるいはちょっと内装パネルを外せば配線にアクセスできるような感じがパナメーラにはなく、手をつけられない雰囲気がプンプンするのですね。既存の配線に何かを割り込ませるとすぐエラーが出そうなので、何かやるにしてもヒューズボックスから電源取り出してスタンドアローンで装備するつもりです。
そんな中でまずは敷居の低い電球の交換(ポン付け)から。ここまでのLED化について想いを綴った記事はこちらです。
「ミニパナメーラ:LED化ってどーなのよ。やっぱり時代はLEDだろ。~めぇさんの装備編~」
「ミニパナメーラ:LED化ってどーなのよ。やっぱり時代はLEDだろ。~LEDによる安全性編~」
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■とりあえずまずは元の電球の型を確認してみる。
ライトのバルブといっても色々な型があります。なので交換しようと思ったらLEDバルブを用意する前に、交換したい箇所の電球バルブがどのような型か確認しておく必要があります。その他にも事前にチェックする必要があって、まずは4つを確認してください。
- そもそも電球を交換するために自分でアクセスできるか(最近の車は電球であってもユーザーが交換することを想定していない取り付け箇所も多い)
- バルブの型はなにか
- バルブソケットからレンズまでの間にどれぐらいのクリアランスがあるか
- 球切れ警告センサーが回路に組み込まれていないか
これぐらいはチェックしてから始めたほうがいいと思います。
僕はまずバルブを交換するために部品を外せるか調べるのに一番時間がかかっています。実物を触って簡単に外せればいいですが、無理に外そうとすると破損するので、簡単に外れなそうであればひたすらググって外し方を調べます(英語で検索して海外のサイトを見たほうが見つかることも多い)。消耗品としてユーザーが自分で交換することを前提にしている場合は、車両の取扱説明書に交換方法が書いてあるのでお見逃しなく。
上の画像は助手席のフットランプ。片側から引っ張れば簡単にアッセンブリが取り出せます。
しかしめぇさん(パナメーラS)は全然情報がないですね。電球(つまり使っていれば切れるもの)なのに取説には交換方法が全然ない。さらにネットにも分解方法がほとんど載ってません。これは苦労しますね。
これってつまりパナメーラに乗る人はそもそも改造したいと思う人がかなり少なく、ましてや自分でDIYしようなんて考える人はほぼいないということなんでしょうね。。お金に糸目をつけずディーラーやショップにポンと預けてしまうんでしょう。僕のようになんとか車自体を購入するところがゴールのギリギリオーナーとは大違いです。笑
■LEDバルブを用意しよう。このサイトはもちろん自作だ。
先ほどの4つの事項が一通りチェックできたら、ようやくLEDバルブを用意します。既製品を購入するもよし、自作するもよしです。
今回の電球交換のように、一般的なバルブ型を使用できる場合は汎用LEDバルブで良いので、それなりの価格で手に入ると思います。とはいえそんな安くないですね。10個に数個は使えない(すぐ使えなくなる)ノーブランド中華製品なら数百円で手に入るかもしれませんが、それでも大量に買うとそれなりの金額がしますし、不良品を掴むと結構げんなりします。
一方で球切れ警告キャンセラーなどが必要なバルブは買うと結構高いです。さらに車種ごとのアッセンブリパーツ(ナンバー灯などがよく売っている)を買うと仕上がりも良く、交換も楽ですがさらに高価になります。
なので僕の場合、汎用バルブは自分で作ります。LED素子や抵抗、整流ダイオードを買ってきてバルブの型に合わせて自作です。こうするとめちゃめちゃ安く作れます。小さい室内灯バルブなら1個あたり100円もかからないです。安くて構造もシンプル、壊れたらまぁもう一個作ればいいかと考えていますが、今のところ作ったバルブが壊れたことはありません。(購入したテープLEDがところどころ点かなくなることは幾度もあった)
次回はできるところから順次、LEDバルブを作成して取り付けていきたいと思います!