年始から日産スタジアムのNew Year Mini Meetingまでに仕上げていたつゆだく(うちのローバーミニ)のガラスコーティングですが、最後のコーティングだけ記事を書いていなかったのでようやくアップします。イベントにはライザップ後のナイスバディで参加できました。笑
今回は硬化型のガラスコーティングの施工方法について説明します。もちろん説明書が付属しているので、そのやり方をベースにしてください。今回僕が語っているのはその先にあるDIYコーティング自論です。ここまでの各部品の修正とボディ研磨の記事はこちら。
「ローバーミニ:つゆだくフルメンテ計画。ただしエンジンオーバーホールはキツいな。」
「ローバーミニ:さぁ大変なボディ研磨だ。~コーティング思想と鉄粉除去編~」
「ローバーミニ:さぁ大変なボディ研磨だ。~グリル周り汚れ磨き除去編~」
「ローバーミニ:さぁ大変なボディ研磨だ。~メッキ部品の研磨とコーティング編~」
「ローバーミニ:さぁ大変なボディ研磨だ。~ボディ全体の研磨編~」
「ローバーミニ:さぁ大変なボディ研磨だ。~飛び石傷とサビの補修編~」
このページのもくじ。
■パーツ類は外した状態でコーティングする。
最初に言っておくと残念ながらコーティング作業中の画像はありません。笑 というのもコーティングは時間との勝負なので、写真を撮っている余裕がありませんでした。まぁ大した面白い絵ではありませんよ。
下の写真はコーティングを1度終えた後。ツヤツヤで周囲の景色の映り込みがいい感じです。
何度もしつこいようですが、結局のところベースの塗装面を磨いてツヤを出したうえでコーティングは保護を行っているようなものです。ベースの塗装面が綺麗に磨かれていなければ期待したほどの効果(コーティング剤が傷を埋めるなどの触れ込み)はあまりアテになりません。
で、今回はせっかくバンパーやグリル等の外せる部品を一通りはずして研磨したので、取り外した各部品を家の中でコーティングしました。同様にボディ側も、部品を外したままガラスコーティングします。
これによって各部品をつけたままだとコーティングできないところまでガラス被膜を作ることができます。ガラスコーティングは表面を綺麗に見せるだけではなく塗装を保護するための膜になります。なので部品を外して普段見えないところまでコーティングできれば、それだけその部分の耐久力(対サビなど)を向上させることができるんです。
特にミニの場合は水が溜まって錆びるポイントが多いですよね。グリルの下、バンパーの下などの「パーツを外さないと見えないけど、水が入っていくし汚れがたまる場所」は特に痛みやすい場所なのでコーティングをしておきたいところ。
■DIYのガラスコーティングって実際どうなの??
僕が使用している硬化型ガラスコーティング剤は1液性のもので、小さな瓶に入っている液体をスポンジに数滴垂らしボディに塗っていくというもの。ボディに塗ったままではムラだらけなのでマイクロファイバータオルで拭きます。
タオルで拭くというのはボディの表面にスポンジで厚く塗られたコーティング剤を、拭き取って薄い膜にしてしまうということです。なので厚い膜でコーティングすることは難しいのですが、一方で拭き取りでコーティング膜の厚みを均一に均しているので拭かないわけにもいきません。
この点はコーティング専門業者に対して、素人ではどうしようもないところ。業者によってピンキリですが、
- 埃の入らない密閉空間で作業できるので研磨・コーティング作業共に綺麗に仕上がる
- コーティング剤の濃度が高い場合、より厚いコーティング膜を作れてツヤが深い
- 焼き付けによって厚塗りでもビシッと短時間で硬化できる
という点は素人ではなかなかどうしようもないところです。
僕の落とし所は「DIYで精一杯手をかけて実施する」ですが、それは室内密閉駐車場保管ではないため1、2年に一度はコーティングしたほうがよく、ただ毎度10万以上(車のサイズ等による)のお金をかけて業者に頼む余裕はないことが理由。自分でやるとめちゃめちゃ時間がかかる大変な作業なので、お金をかけられる人は「金で解決する」べき領域だと思います。それぐらい大変。。
次回はコーティングの施工方法について詳細を書きます!