ランクル250:突然だけどオーダーしてたランクルがやってきた!デカいな・・・。

最近ブログ全然更新されないと思ったら突然の新しいクルマ購入で申し訳ないんですが、なんとこのたびランドクルーザー250が納車されました!パチパチパチ!まぁ僕も実際は先月ぐらいにオプションの話をされるまでやや存在を忘れてたんですが・・・笑

いきなりなんやねん!と思うかもしれませんが、実は2024年5月のゴールデンウィークにランクル250を(新型なのでもちろん新車で)オーダーをしれていたんです。ファーストエディションではなく通常版なので半年以上待って本日納車でした。トヨタのお客さんでもなんでもない僕がランクルをオーダーできたのも、通常盤納車としては超早い年内納車なのも奇跡的に運が良かったことが起因しているのですが、購入の話は今度書くことにします。

今日は納車といえど乗って帰ってきたので、そのインプレッションを書いていきたいと思います!

2024年内ギリギリの引き取り納車!嬉しいけどもうちょっとだけセレモニー感ほしかったぜトヨタさん。笑

引き取り納車なのでトヨタのお店に向かいます。ひとりで行ったので電車です。今回色々あってランクルを売ってくださったトヨタの店舗は家の近くではなく、電車で行ってもクルマで行っても自宅から1時間くらいの距離。

店舗の敷地に入っていくと、早くも店舗の奥の方に停まっているランクル(やたらデカくて鼻先が駐車スペースからはみ出てた)がチラッと見えてしまいましたが、楽しみをとっておくつもりで目を逸らして店内へ。きっと僕の以外にはないだろう・・・。本当は1週間前から納車可能で店舗にあったんですが、僕が仕事が忙しかったり駐車場の手配などが遅れてしまっていて(完全に言い訳)遅らせてもらっていたんです。でもなんとか色々な手配が完了し時間を作ることができたので、12/27の年内最終営業日でギリギリ納車をお願いできることになりました。最終日にまで対応してくださったことを感謝。

僕はこれまで何台かクルマを購入して来ていますが新車購入は初めてで、なんかこう、中古車の購入だと「すでにある物が所有権移転される」という感じがあったんですけど、今回はなんせ新車。ワクワク。

とはいえ新車だからといって手続きは変わらなかったんですけどね。納車手続き自体は結構さっぱりしていて、書類の説明を受けて、トヨタモビリティグループのポイントアプリの登録をして、そしたらサラッと新たな愛車とご対面へ。

まぁひとりで行ったからかもしれませんが、正直セレモニー的なものは全くナシ。笑 なんかリアル野球版のVIP賞(車がもらえる)みたいな大きな鍵持たせてもらったりとか、愛車と写真撮ってくれたりとか、お店の人集まって拍手してくれるとか、そういうのあるのかなと思っていたけど何もナシ。笑 さすがにシャンパン出してくれたり、クルマにかけておいた幕をおねぇさんが引いてくれたりまでは期待していなかったですけど、せっかく新車買ったからには(ひとりで行って誰も喜びを共有できる人がいなかっただけに)ちょっとぐらいチヤホヤしてほしかったかも・・・笑

デカい。最初の印象はとにかくデカい。国産車でこんなデカい車があるのか・・・久々に運転ビビる。

ランクル250、ファーストエディション組は既に納車を受けているので、これまで何度か実車が走っているのを見かけたことはあります。初めて見かけたのは8月だったかな?ただ見かけたことあるのも、お互い走っている路上だったので、

「確かに大きそうだけど、やっぱり国産車だからタイヤも引っ込んでるしそこまで大きくないかな」

と感じていました。実車を見ずにオーダーするというのも初めての経験だったので。

で、ご対面。最初の印象は停まっている実車を近くで見るとやたらデカい。最近よくネオクラランクルは家の周りでも見かけますが、新しいのはデカい。体積感がハンパないっす。車検上のサイズは長さ492cm×幅198cm×高さ192cmで、大きさとして気にするのは長さと幅ですが、ランクルのデカい感に大きく寄与しているのは自分の身長よりも大きな「高さ」ですね。とはいえ幅もテスタロッサの197cmを超えているのですが・・・。

ランクル250っておめめ(ヘッドライト)が大きく、国産車らしくタイヤがあまり踏ん張り出ていないので、画像で見るとデザイン的にそんなに大きく見えないのかもしれません。ところがどっこいの実写のデカさ。外装に傷がないかチェックしてくださいと言われてグルっと回ったりするんですが、もう頭の中は

「これガレージに入るんだろうか・・・」

ということでいっぱいです。笑

やっぱり日本車はすごいのかも?基本は全部入りでテクい。最近はこれが普通なのか・・・。

運転席に座ってボタン類のレクチャーを受けます。

ドアを開けて乗り込むんですが、SUVのように直接フロアマットに足をかけて入ろうとすると結構な高低差に一度乗り込めずに、サイドステップに足を掛け直すことに。つまりそれだけフロアが高く、これはSUVじゃなくてクロカンなのだと思い知ることになります。サイドステップはお飾りじゃなくて足をかけなければならない実用品ですね・・・。JAOSのパイプ式に替えようと思ってたけど純正が踏みやすいので悩みます。

そして座ってみると異常に目線が高い。普通にSUVを買ったつもりでいたんですが、それとは桁違いに目線が高いということに気づきます。僕は初めて運転免許を取得して乗っていたのが実家の初代ハリアー、その後試乗したのはパナメーラと購入を悩んだカイエンなどありましたが、普通に乗り込める高さで、そんなおかしいと思うほど目線は高くなかったのですが、ラダーフレームの上に乗ったランクルは全く違う種類の乗り物なんだと思いましたね。

で、諸々の機能について説明を受けるのですが、今はステアリングにいろんなボタンがついているのでたじろいでしまいます。特に期待しているのは高速道路の自動運転で、これがあれば高速の移動がずいぶん楽できるんじゃないかと。これは従来のクルーズコントロールと同じようにステアリングホイールのボタンでササっとオンオフできるようです。

それとセンターコンソール。そう思うと特別ボタンが多いわけではなく、普通にエアコン類、シートヒーターとベンチレーション(VXグレードなので運転席と助手席しかついてない)、それにステアリングヒーターなど。あとは充電ソケットやApple Car Playの接続ソケットがいくつかあるのは便利ですね。

それとタコメーターは完全にデジタル、それにナビゲーションスクリーンも横長で大型な物がついています。まだいろいろ触ってみてないのでわかりませんが、ある程度の設定系機能はこのスクリーンについていて物理ボタンを減らしているのかもしれません。でもランクルと言えば駆動系の切り替えスイッチ。この辺りはしっかりとクロカンって感じですね。日本では使うところがなさそうなので基本は通常の4輪駆動モードですが。笑

いやー、改めて見ると結構テクいですね。トヨタ車にお乗りのお年寄りはこういうの使ってるのかーと思うと、よっぽど(一番新しい乗り物でも14年落ち)の僕の方が古い人間ですね。笑

ということで早いもの、車両の説明を受けたのでちょっと書類にサインしたらもう引き渡しです。これ運転して帰れるのか?という気持ちと共に、ETCカード持ってくるの忘れたわ・・・と気づいたので下道をトロトロ帰ることにします。下道だと広い道ばかりじゃないのでさらに嫌なんですよね。

静粛性がかなり高く、一度ドアを閉めればシン・・・となる!けどちょっと踏み込むと結構なエンジン音は入ってくる。笑

初めて乗り込んでからドアを閉めた時に思ったのが、ドアの閉まる音がバムッっという感じだということ。これまで乗って来たクルマはやたら厚くて頑丈そうなドアがドッって閉まる感じだったので、実家のインプレッサのように「薄くて閉めた時に振動が出そうだけど、軽い」というドアを思い出しました。でも閉まってみるとかなりの静粛性で、すぐ隣で別の車が駐車のために動いていたのですがシンってなりました。これはすごいですね。かなり快適です。

走っていても内装が軋むようなことはなく、かなりガッシリと強固な印象で安心感は抜群です。でも静粛性の高い車内なのに、加速しようと踏み込んだエンジン音はやたら入ってくる感じがしますね。2.7リッターガソリンエンジン、アイドリングの時はエンジンがかかっているかどうかわからないレベルに静かなのに、ちょっと踏み込むとやたらエンジン音は入って来ます(静かがゆえによく目立つ)。良い音のするスポーツエンジンというわけではないので、ここはどうして抑えられないんだろ?と思うところではあります。あんなにアイドリング静かなエンジンが2000回転すぎたぐらいでそんなズオォォォって言うんかな。

なんか完全な防音室で自分の心臓だけがうるさくて、自分の心臓を止めるっていう世にも奇妙な物語のストーリーを思い出しました。笑 このへんはちょろっと見たインプレッション動画でも同じこと言ってましたね(試乗車がないクルマだったので、全く試乗せずに購入してる)。

そうそう、ただ足回りはかなり静かですね。クロカンなのにロードノイズが全然感じられない。やっぱりたとえエアサスでも扁平率の高い薄いタイヤを履くより、こうしてタイヤ厚の大きなクルマの方がロードノイズや細やかな路面の凹凸をシャットアウトしやすいのかもしれません。少なくとも低速ではこれだけ静かに乗れると、ロードノイズが大きくなるとわかっているオフロードタイヤに履き替えるのはためらいますね。。

それと足回りは一発で気に入りました。僕がこれまで流行りのSUVを買わなかったのは「不必要に重いから」と「加減速で車体がのめるから(子供が酔う)」なのですが、ランクルの足は丁寧に走っていれば停止時も車体があまりのめらず、不快さはぜんぜんないです。一方で硬すぎるわけではなく、重量もあって普通に道を走っていて路面の凹凸を感じさせることはなく、でもやわらかくしすぎてブレーキで前のめりになることもあまりありません。予想外に乗り心地がいいですね!

ブレーキのタッチもちょっと踏み始めるとガクンと効くものではなく、踏んだら踏んだ分だけ、奥の方で効くブレーキで僕の好みです(単純に重くて慣性がすごいのもあるかもしれないけど)。これらがあって丁寧に走ってたら車体を大きく揺らすことはないですね。あ、でもさすがに交差点をちょっと勢いよく曲がるとしっかりロールします。車高が高くて重いのでこれは仕方ない。笑

知ってた。知ってたけど遅い。素晴らしいクルマなんだけど唯一遅い。笑

あとはわかっていたことですが、とにかくおっそい!笑 ディーラーを出て走り始めて、一言目に言ったことは

「ランちゃん、これからよろしくね(納車セレモニーがなかったので車に話しかけてる)」

ですが、二言目に言ったことは

「おっそwww」

です。笑 低速で下道を走っていると、多段階ギヤをうまく駆使しているのか、低速ならわりと力に不満なく信号から走り出して波に乗っていきます(Dレンジに入れていると、今何速なのかも表示されないのでよくわからない・・・)。でもちょっと前が開けたからって踏んでみると、あるいは信号青で前の軽自動車がダッシュしたのをついて行こうとすると、ぜんっぜん加速していきません!おっそい!笑 そうですね・・・特にひとりだと発進時の出だしは同じ感じで、それ以降のスピードの伸びはつゆだく(うちのローバーミニ)の方がいいかもしれないです。笑

まぁわかってたんですよね。試乗したことないクルマだから実際に乗った感じはわからないとはいえ、なんせカタログ値163psなわけですから。エンジンは旧型ランクルプラドからの使い古しである2TR型、ミッションは多段階化したとはいえ明らかにパワー不足です。こればっかりは僕が好きではなくともディーゼルを選ぶべきだと言えそうですね。これまで同じ役回りで乗っていた2010年モデルのパナメーラが2トンで4.8リッター400馬力。ランクル250が2.6トンで2.7リッター163馬力。そりゃあ比較になるものではないですが、さすがに非力すぎる。僕がアメリカ人だったらすぐV8をエンジンルームにぶち込むんだろうな。笑

でもいいんです。わかってたことだから。ちょっと思ってたより遅いかもしれないけど。笑 ランクルはのんびりと自動運転モードでチンタラ高速を走ってキャンプや旅行に行くためのものです。とりあえず一人で乗って下道はわかったので、これが7人MAX乗って高速道路で加速するかどうかは知りたいですね。

ということで、とにかくエンジン以外は良い!というランクル250のファーストインプレッションでした!ディーゼルモデル乗ってる人は違うのかなー。

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