エイプ50:オレンジが強いガソリンは古く、早く使い切りたい。ちなみうちのはハイオク仕様。

さてうちのApeが来てから20日程度経過しました。最近エイプの記事ばっかり上げてますけども。笑

よもや「綾乃ちゃん(仮称)」で呼んでいたら定着してきてしまったので、今後も綾乃ちゃんと呼び続ける気がします。すいません。笑 ちなみにゆるキャン△内では「あやちゃん」と呼ばれてますね。

最初ビビったけど思ったよりも乗ってる。どんどん仲良くなってきたぞ!

思ったよりも乗ってます!1人で出かけるかつ、行き先にバイク駐輪場があるとわかっている場合はかなり便利ですね。たまに職場に行くのにも使ってしまうことがあります(ということはその日は運動不足解消のチャリ通をしていない)。たくさん乗っているぶん、だいぶ仲良くなってきた感じもあります!僕の買う乗り物はクセが強いものばかりなので、最初はかなり苦労します。仲良くなるために苦労しても腰が重くてもなるべく乗るように心がけているんです(気楽に乗り出せたのはじょんじょん(MINI JCW)ぐらい)。

エイプとドライブ

確かにマニュアルバイクって楽しいですね。でも一方で周りを走っているATスクーターを見ると、渋滞は特に本当に楽そうだとは思います。渋滞前提の通勤バイクの人はスクーターのほうが良いでしょうね。

それと購入時に「やっぱり乗りやすいのはボアアップ仕様のApe50より、Ape100ですよ」と言われたのが身に染みてきます。ボアアップで圧縮比が高まっているらしいのでパンチはありますが、アイドリングの不安定感や低回転のトルクの弱さはあるんだろうなと。初めてMTバイクの初心者ライダーが乗るにはちと気を遣うかもしれません。クルマが旧車でマニュアル車乗ってるので落ち着いて対処しますが、そうでなかったらちょっと疲れるかもしれませんね。

とはいえ走り出してしまえば気持ちイイので、信号が少なくて景色の良い道なんかをのんびりと走りたくなります。

ガソリンが古そうなので、早く新しいガソリンに入れ替えたい。

うちの綾乃ちゃん(Ape)は15年落ちにして走行距離2,500kmなので低走行です。クルマだったらまだ慣らし運転の範疇で新車と言っても差し支えないんじゃないでしょうか。笑 でも年数経ってて走行距離が短い個体はクルマでも注意が必要で、走ってないがゆえに消耗部品の交換があまりされていなかったり、場合によっては新車当初は乗られていたが、ここ数年ほぼ動かされていないということもあります(整備記録が残っていると、各入庫時の走行距離を見るとざっくり分かる)。

なのでこういう個体を購入するにあたっては「購入してから走り出すと膿が出る」と思って購入したほうが賢明。それでも僕は長期保有を考えると、車体全体がヘタレていない低走行車を優先して選びたいと思っています。もちろんパーツ代はかかりますが消耗品はDIYでも交換できるものが多いですし、遅かれ早かれその辺はリフレッシュしながら調子よく乗りたいと考えてるからです。

エイプガソリンタンクキャップ

そんで今回ですが、納車時整備で一通りの消耗品は見てもらった模様(とはいえ実際に交換されたのはオイルだけ)。ただ納車されてガソリンタンク内の錆びを再チェックしようとLEDライト共にのぞき込んでみると、どうやらガソリンが古そう。普通のクルマはガソリンタンク内部を覗き込めないので、購入時にも気にしたことなかったですね。

ガソリンって水や灯油と間違ったりしないように元々若干色付けされているらしいのですが、それが経年劣化するともっと濃い色になるようなんです(ググった感じ)。で、ガソリンタンクに残っていたガソリンの色が明らかに濃いめだと。なんかちょっとオレンジっぽい?錆による色だったら嫌だけどそんなことなさそう??そして揮発性の液体なので、たぶん成分バランス的にも悪くなってるということなんでしょうね。バイクのガソリンタンクなんで吸い出せるだけ吸い出してしまうというのも考えたのですが、ガソリンの処分に困るので走り切ってしまおうと思いました。

プスンプスンしたら予備タンクに切り替えてねって言われてたけど、こういうことか。

ていうことでガンガン気持ちよく回して走りまわってました。そういえば納車時に、

「プスンプスンしてきたら予備のガソリンタンクにコックを切り替えてください」

って言われていたんですが、「んーあんまイメージ湧かないなー」と思っていたんです。でもやっとそれが何なのかわかりました。ガソリンタンクが空になってくるといきなりエンジンが止まるのではなくて、カーブしているときに何かエンジンが途切れ途切れになってくるんですね。これがプスンプスンです。笑

Apeってガソリン残量を示すものが何もないんですよ。だから空っぽになったらプスンプスンしてくるので、給油までしのぐ少量のガソリンが入った予備タンクに切り替えるわけです。タンク下にあるコックをひねって切り替えます。ONがメインタンクでRES(Reserver)が予備タンク。すごくわかりづらいですが、つまみが伸びていないほうが現在指している方向とのこと。下の画像はONを向いていて、メインタンクからガソリンが流れている通常の状態です。

エイプリザーバータンク

それとメインタンクもフレームにまたがったような逆U字型の構造をしているので、ガソリン残量が少なくなってくると真ん中の壁にせき止められて左右に溜まったガソリンがほとんど行き来しません。しかしエンジンに繋がるガソリンのホースはタンク左側にしか生えていない!ええ!!笑 ガソリンタンクキャップを開けてのぞき込むときも、車体左側の残量を見ないとダメです。右側がチャプチャプしててもガス欠にはなります。あと最終技として、Apeを左側にギリギリまで車体を倒すことで、右側に残ってるガソリンを左側にザパァと流す方法もあるとか・・・。

これもあってコーナーでプスンプスンしてくるのは、タンクが傾いているときにガソリンホースに繋がる箇所の水位が変わるからでしょうね。なんでプスンプスン言っていきなり次の瞬間止まることは基本的になく、コックをひねれば大丈夫です。

エイプの給油

さて、空っぽになったところで新しいガソリンを注入・・・。ボアアップチューンしているので、「ぶん回すならハイオクで」と言われています。購入時にも「ハイオク仕様」と書かれていました。初めての国産車なのに、結局君もハイオクかい・・・と思いながら3リッターちょい入りました。1,000円すら行きません。ハイオクとはいえ安い。まじで風呂の浴槽のように入るてすたろー(テスタロッサ)とかめぇ(パナメーラ)とは大違いだ・・・。笑