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この記事はAmeba Blogで2014/2/13に投稿されたものです。
ブログ引っ越しにつき再投稿しています。
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こんばんわ。かみぶくろまんです。
みなさん、車のキーは黒、もしくはシルバーだと決め込んでいませんか??キーがカラフルでオシャレだったらいいですよね。ボディ同色というのが一番好きです。ということで、この前住友3Mのカーラッピングフィルムでケイマンのキーを赤くしました。うちのぽすけ(ケイマンS)はブラックボディにポイントカラーが赤です。
キーをフィルムでラッピングした記事はこちらです。
「ケイマン:キーのカーラッピングフィルム貼りをDIYでやる。~分解・脱脂編~」
「ケイマン:キーのカーラッピングフィルム貼りをDIYでやる。~ラッピング編~」
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実はラッピングしてから3か月ぐらいたったんですが。
車のキーというとポケットに入れたり、ほかのものと一緒に鞄に入れたりでそれなりに傷がつく環境にあります。現状はまぁ擦れ傷はあれど、剥がれや破れはありません。なのでフィルムはそれなりに強度があるんだと思います。もちろん、元々の用途が外装用ですしね!
写真を見ると白くなっているのは、映り込みによる反射です。この光沢。すばらしい。
・・・ではなく!!
この反射が気に入らなくなってきました。笑 やはりビニールっぽい光沢なんですよ、表面がわずかに波を打つのがビニールの特徴なので。つまり高級感に欠けるんです。そして手に触れるところであるがゆえに質感がビニールだと良くない。やはり塗装がいいのでしょうか。
元々ラッピングフィルムを選んだのは剥がせば純正に戻せるからです。でも最近思うのは・・・
「売ることなんかまったく考えずに自己満足を極めたい!!笑」
ということでこのたび、フィルムをはがして塗装を決意です。
まずは下地作り。エンブレム等を傷つけないようにサンディングで表面を荒らします。そのあとは前回のフィルム貼り同様に脱脂します。詳細はそちらの記事に記載しています。
今回は黒地の部分も、より黒々しく戻すために再塗装します。なのでエンブレム、キー本体、赤く塗りたい部分をマスキングテープで隠します。黒をエアブラシで吹いていきます。上の写真は塗装前ですね。
薄く何度か黒を吹いたら、しっかり乾燥させます。この後黒く塗った部分をマスキングするので、乾燥が甘いとテープに黒い塗料がついてしまいます。後悔しないためにも乾燥は焦らず時間を取ってください。
次に黒い部分をマスキングし直して、赤を塗っていきます。こちらはシルバーの上から色を変えることになるので、薄く何度も塗り重ねていきます。焦って一度に厚く吹くと液だれして、サンディングからやり直しになりますのでご注意。
ラップフィルムが朱色っぽい赤であまり好きではなかったので、落ち着いた赤にしています。具体的にはMrカラーの赤に対して、ほんのわずかなミッドナイトブルーを足してダークレッドにしました。黒と赤の派手な対比ですが、若干ダークトーンにしたことでいい塩梅に馴染む赤になったと思います!
マスキングを剥がしたら細部の修正です。このような細かい造形にマスキングテープを貼っていくと、テープの際がきれいに貼れていないことがあります。(当然ないほうが好ましいですが)そういった場合は筆で修正を加えます。上の写真をよーく見ると画像中央にわずかにシルバーの地が残っています。こういう箇所は丁寧に修正しましょう。かなり細い筆を持っているととても便利です。
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すべて修正が完了したらクリアーを吹いて光沢のある保護膜を作ります。今回はルアーの製作等で使用されるセルロースセメントを使いました。固くて光沢がある被膜です。クリアーコーティングもエアブラシで行っています。コーティング剤はしっかり溶剤で薄めて使用してください!エアブラシ内で固まるとアウトですよ!もちろんエアブラシのクリーニングもしっかりとしてください。
どこまで被膜を作るか悩みどころでしたが、マット感が残るぐらいでいったん完了。バチッと組み立てるとこんな感じになります!!
やはり塗装のほうがしっくりくる!!赤と黒の組み合わせでミッキーがついています。笑 併せてソフトバンクでもらったマウスも塗装しました!(Bluetoothマウスだって!へぇー!)
僕が使うものではないのですが、カラーは紫とピンクでデイジー仕様です!こちらのペンタックス一眼とお揃いカラーで仕上げております。色作るの苦労したなぁ。。使用していたら若干端がはげました。。ポルシェのキーを塗る前の練習とクリアーコーティングの耐久度が知りたくて塗りました・・・ごにょごにょ。
そのためキーはコーティングが厚塗りにしてあります。塗装から2か月ぐらい経ちますが、今のところ耐久性に問題はないようです。
どうでしょう?簡単DIY。塗装はエアブラシを買うとそれなりに初期投資が必要になります。ですが案外缶スプレーでもきれいに仕上がるものですよ!色の調合はできませんが!イメージがわかないかもしれないので、今回は実際に使用している道具も参考に載せておきます。
塗料はミスターカラーを使用しています。カラーバリエーションが抜群。僕は一律ミスターカラーで揃えるようにしています。1メーカーで揃えると安全ですね。以前タミヤカラーとミスターカラーを混ぜたら溶剤の違いからか変質してドロドロになってしまいました。
また塗料ビン1個ずつの価格は安いので、少量買うと送料で割高になってしまいます。ネットで買うならまとめ買いをおすすめします。少量買うなら近くの模型店に足を運んでください。
ミスターカラー ブラック(黒) 基本色 :クレオス 光沢塗料 ノンスケール C2
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セルロースセメントはルアーのコーティングで使っているものと同じです。ボクは今フェザー製品を使用しています。ミスターカラーの塗装面と相性もいいと思います。専用薄め液も一応買いましたが、塗装時に薄めるときは一般的なラッカーシンナー(溶剤)を使っています。
問題が起きたこともないので、ラッカーシンナーでいいのではないかと思っています。。製品によっては白濁具合とか変わるのでしょうか。。
TOHO 東邦産業 セルロースセメント EX500 500ml
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エアブラシは初期投資の費用がかかるところです。ボクはクレオス製のダブルアクション(エアブラシ構造の種類です)を使っています。コンプレッサーとのセットですね(たしかL5)。
最初は缶スプレーで塗装の面白さを知ってもらえればと思います!ですがエアブラシのきめ細かさは桁違いで、艶やかに仕上がります。エアブラシのコンプレッサー(ようは空気を吹き出す動力です)の代わりにエアー圧縮缶を使うこともできますが、パワーの不足と不安定さが目立ちますね。DIYと思えないような綺麗な仕上がりにするためにも、ハイパワーなコンプレッサーを推奨します。性能が桁違いです。
【特典】PS305 コンプレッサーL5/プラチナブラシ・圧力計付レギュレーターセット(ツールクリーナー付)(再販)[GSIクレオス]【送料無料】《発売済・在庫品》
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ブラシ塗装ができると何のDIYでも幅が広がりますよ!
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