さて、とうとう見積もりを取って(電話ですが)商談でリアルなフェラーリを堪能していきたいと思います。結構珍しい、年式が経っているのに認定中古というフェラーリ。今回はその美しい内外装を辿っていきたいと思います。
こちらが今回問い合わせをしたお目当てのフェラーリ599 GTO フィオラノ。日本では商標権の都合で599と呼ばれています。
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■やはりファーストフェラーリはレッドか。でも赤い車って完成されててカスタムしづらい。。
ちなみに今回はコロナ渦ということもありつつ、純粋に遠いところにある車両ということもあり、Face timeで商談したので映してもらった対象車のスクショを撮っています。通信品質の問題で画質が低いのですがご容赦ください。
割と珍しい真っ白なフェラーリです。白いフェラーリが欲しいわけではないのですが、トータルコーディネートや購入条件ではとても良い車両と考えています。
というかそもそも僕はホワイトやシルバーのクルマを購入したいと思っていないので、白いフェラーリに興味を持つということ自体が自分で意外です。やはり初フェラーリとしては(リセールも考えると特に)真っ赤なレッドフェラーリを購入したいところですが、外装カスタムをするうえでレッドはかなり手を入れづらいと考えています。
現在所有しているじょんじょん(ミニF56 JCW)も赤いボディカラーですが、なかなかレッドベースに入れられる色は選択が難しく、結果としてマルティーニストライプを入れています。これはレッドにブルーが合うと言っているのではなく、これまでの歴史から来るマルティーニカラーの組み合わせが”カーガイの脳”にはスッと入るからです。それぐらいレッドと別の色を組み合わせるのは難易度が高いと思います(あとはやるとすればモノトーンカラーとの組み合わせ)。
その経験から、好きなカラーコーディネートでデザインを入れたいなら、車体のボディカラーはブラックかホワイトが最も自由度が高いと考えています。
■白いフェラーリでも、内装のロッソ×クレマというトータルコーディネートを考えると美しい一台。
今回の599は結構レアなカラーで、外装ホワイトですが内装はロッソ×クレマのツートン。イタリアカラーと言えばお洒落ですが、つまり赤とベージュの組み合わせですね。この内外装トータルコーディネートで見ると、外雑ホワイトとの組み合わせも結構いいなと思った次第です。
僕はめぇ(ポルシェ パナメーラS)を購入してからというもの、結構内装のカラーを重視しています。内装はレザーやアルカンターラなので張り替えによるカラーチェンジはキツイですが、外装であればラッピングでアレンジが可能です。なので内装カラーがレアな良いカラーだと僕の感度が高くなるんです。
そして実際に所有する立場になると、メインで視界に入る愛車は運転席から見る内装になります。外から眺めて美しいと思っていても、やはり僕はそのシートに座って全身でクルマを感じたいので、ステアリングを握った自分がどれだけ現実から離れた別世界に行けるかどうかが重要なのです。となると視界に入る内装の重要度は高く、一番その特別感を出すのは内装の色かなと思っているわけです。
■ホイールはシルバーのマルチスポーク。理想はブラックホイールだな。
ホイールはマルチスポークのシルバー。これは絶対にブラックにしたいところですね。塗装もしくは大金を積んでホイール交換でしょうか。とにかくホワイトボディならブラックにしたいです。まぁ後からチューニング可能なのでここは妥協点ではあります。
ちなみに4輪ともガリ傷等なし。ボディが綺麗でもホイールはガリっとやられていることがあるので、中古車では重要なチェックポイントです。ガリ傷があると近くで見たときガッカリしますし、こいつ運転下手だなと思われても嫌ですよね。。
フェラーリというと星形のホイールが伝統的ですが、僕は結構マルチスポークが似合うなぁとも思います。マルチスポークって上品なクルマに相性がいいと考えていて、アルピナのようなホイールもいつかは手にしてみたいと思いますね。きっと洗うのめちゃくちゃ大変なんでしょうが・・・。笑
■垂涎のエンジン。フェラーリのV12という頂点。
続いてエンジンルーム。これを見せてくれるのはさすがスーパーカーというところですが、フロントミッドに積まれたフェラーリのコアバリュー、V12エンジンがお目見えです。これはもう僕のため息が電話越しに聞こえてしまったことでしょう。
これを見てしまうとV12モデルを購入する強い大義を感じます。アートの領域ですね。僕はエンジンでクルマを選ぶタイプではないと思っていましたが、マセラティに積まれたフェラーリのエンジンサウンドを聞いて、
「フェラーリがいいサウンドを奏でるのは当たり前。でもフェラーリのエンジンを載せた他のクルマがこんなにいい音を奏でると、フェラーリのエンジンはすごいと思ってしまう」
ということです。なんかこれでワクワクしすぎてエンジンかけてもらうのを忘れてしまいました。。まぁ電話越しでどこまで伝わるのかというのもありますが、それでもこのエンジンルームをみてしまった以上、それに火が入るのは見ておきたかったですね。
さぁて次回は本題の維持費と金勘定です。