パナメーラ:THULEのルーフキャリアを装着する!~ルーフボックス編~

キャンプ直前の準備となってしまったため夜の暗い中での作業ではありますが、実際に車体に取り付けをしていきたいと思います。暗いこともあって前回の記事では事前に室内で設置のシミュレーションをしていました。

パナメーラ:THULEのルーフキャリアを装着する!~ベースキャリア編~
さて前回購入したTHULEのベースキャリアとルーフボックスを取り付けていきたいと思います。 ■ベースキャリアは...つづく

■まずは車体にベースキャリアを取り付ける。1箇所あたりボルト1本。

さて車体に取り付けにいきましょう。パナメーラはルーフレールをよく見ると、細長いフタのようなものが4箇所あります。フタは一見すると開け方がよくわからないですが爪で引っ張ると開きます。

これをパカっと開けるとベースキャリアが固定できるボルト穴があるんですね。この世代のポルシェはケイマンでも同じ構造になっていました。最新のはわかりませんが・・・

開けたところには1本の白いボルトが見えます。これはマイナスドライバーで外す必要がありますが、ここだけルーフキャリアキットに工具がないので自身で用意が必要。
このボルトは単純にボルト穴に水が溜まらないためのフタに過ぎないので、プラ製でできています。強く締め込んだりすると破損しそうですし、またベースキャリアを外した時にこのプラボルトを締めておかないと水が溜まって錆の原因になるので、外したら紛失しないように注意します。

暗い中で作業していたので手ブレしていて申し訳ないのですが、まず車体側に長いボルトを立てます。そこに金属スペーサーを入れてからベースキャリアの台座を載せていく手順です。

両端がねじ山になっているボルトを、付属の六角レンチで回して車体に立てルことができます。

台座に通したボルトをナットで固定すればOKなのですが、まずは仮止め程度にしておきます。片側だけで締め込んでしまうと反対側をボルトに通す際に融通が効かなくなるのと、バーの長さを固定するボルトもまだ締めていないので。

左右をいったん仮止めしたらベースキャリアのバー長さを固定するボルトを締めます。上の画像で工具が刺さっているのがそれですね。工具は六角レンチなのですが、キットに付属しているので問題なし。

長さが決まったら左右の車体へ固定するボルトを締めて固定します。これもレンチが付属していました。

カバーをつけてキーシリンダーを挿したら完成。

ちなみに、長さ違いの2本のバーのうち長い方が後方かと思っていたら逆でした。。長い方が前用、短い方が後ろ用です。先ほど位置を決めるステッカーを貼り間違えたと言ったのはこれのことですね。

■ルーフボックスを載せる。冷蔵庫並にデカい段ボールが届くぞ。

ベースキャリアが乗ったらようやくルーフボックスを乗せていきます。今回注文したのは結構大容量のルーフボックスで、他の製品に比べると長さよりも厚さが大きい模様。

大型の荷物として通常の宅配便とは異なる配送でやってくるのですが、それが思ったよりもデカいダンボールなので注意が必要です。我が家は玄関のドアからまっすぐ廊下が続いている作りではないので、段ボールの長さからうまく室内に入れることができず、やむを得ないのでひとまず縁側にドカンと置いてもらいました。

ベースキャリアと比較してもこういうサイズ感です。もしかしたらマンション住まいの人はエレベーターに乗らないとか、部屋に入らないとか問題が発生するかもしれないので注文する前にサイズ感は調べた方がいいかもしれません、もしくは1階で受け取ってその場で箱から解体するとか、そのままクルマに装着してしまうほうが良いかもしれません。

箱を開くとこんな感じ。ブラックが良かったのですがラインナップにありませんでした。。箱から出すだけでも相当大変なので、ルーフボックスを傷つけないように段ボールを解体しながら取り出す方が楽かもしれません。

ここから画像が少ないのですが、理由は「それどころじゃないぐらい大変だから」。ルーフボックスはこのサイズになると空っぽとはいえまぁまぁ重たく(配送の人も2人掛かりだった)、なんせデカくて持ちづらいので2人掛かりでルーフに乗せた方がいいです。

無理してひとりで作業して、クルマにぶつけたり隣のクルマに落としたりすると大事故になります・・・

まずはルーフボックスをキャリアの上に乗せて、車体の前後から見てまっすぐ乗っているか確認します。ハイルーフ車だと取り出しやすさを考えて左右どちらかに寄せて固定することもありますが、今回はボックス自体がデカいのと、見た目のバランスからセンターに固定することにしました。

ルーフボックスとキャリアの固定は専用のクリップを用います。ボルト留めが不要なので脱着が簡単ですが、なんとなくガッチリ固定できているのか若干不安になります。笑 上の画像のように、ボックス内部からUFOキャッチャーのような足でベースキャリアのバーをガッチリ掴みます。
クリップのハンドルは手回しでOKで、固定後にボックスを手で揺すってみてガッチリ固定されていれば大丈夫。

■装着してみるとなかなかパナメーラに似合う!流線型どうしでスタイリッシュに。

装着したらこんな感じ!ルーフボックスの厚みが大きいこともあってか結構目立ちますね。まぁ欧州じゃあるまいしパナメーラにルーフボックスつけようなんて奴がまずいないですからね!笑

ボックス自体をブラックにしようとも考えましたが、面積がでかいのと柔軟性の高い素材で塗装が割れそうなのでやめておこうかなと思います。

実際に荷物を積んでみるとかなりの容量を持つことがわかります。キャンプにおいては長さのあるもの(パイプ系のもの)を下に敷き詰めて、その上にシュラフやレジャーシート、エアーベッドなど嵩張る布ものを詰め込みました。あまりに重たいテントなどはリヤラゲッジルームにしています。

ルーフボックス自体は両側から開けることができ、両側の鍵穴を施錠すると開かなくなります。また中身はスカスカでもガタつかないようにボックス内で固定するベルトが3本あります。

これで当面の間はフル装備でキャンプに行くことができそうです!もちろんルーフキャリアを装備したことによって車内4席の足元には荷物を無理やりおく必要もなくなり快適です。