ミニJCW:エアダクトをよりアグレッシブに強調する、ラッピングによるブラックアウト。~前編~

さて納車から1.5年経過して、まさかのほぼ吊るし(買ったまんまの状態)で乗っているじょんじょん(我が家のミニF56 JCW)ですが、これまでめぇ(パナメーラS)やつゆだく(ローバーミニ)に比べると愛着レベルが低かったのは事実。

そしてそれはほぼノーカスタムで乗っていることが理由です。なのでコロナで自宅にいる機会を活用し、重い腰を上げて内外装をカスタムしていきます。やれやれ。笑

まずは外装をブラックアウトして、ノーマルを活かしながらジョンクーパーワークス(JCW)のスタイルを磨いていきたいと思います。元々アグレッシブに多くのダクトが開いているのが第三世代のJCWですが、せっかく立体的な造形なので、それをさらに強調する陰影をつけ視覚効果を狙います。

これまでの計画(イラスト作成によるシミュレーション)はこちら。

ミニJCW:フロント周りのブラックアウトをラッピングにて。
思ったよりも進んでいないじょんじょん(うちのF56ミニJCW)のカスタム。まぁ納車してコーティングまでが非常に時間かかってしまっ...つづく

■残念ながらエアダクトのフェイクも多い。なのでここは割り切って見た目重視のカスタムだ。

ちなみにミニは結構ダクトにフェイクが多いですね・・・フロントの左右端は片方がフェイクで穴が空いておらず、エアスクープも通っていません。リヤ周りに至っては全てフェイク。この貫通していないメッシュ部品は汚れが溜まりやすいんですよね・・・

僕は機能美が大好きなのであまりこういった実利を伴わないフェイクが好きではなく、特にピュアなスポーツカーではリアルにこだわりたいですね。じょんじょん(我が家のF56 JCW)は最初から純正でそこそこフェイクがあるので、割り切って見た目重視でカスタムしていきたいと思います。

カーボンパーツも本物の炭素繊維ではなくラッピングで仕上げていきます。既にライト周りのリングはカーボン柄でラッピング済みです。(パナメーラだと見た目だけカーボンフィルムはあまり貼る気がしないのです)

ミニJCW:テールライトリングをカーボン柄にラッピングしてみる。
さてはて。最近はクルマは生活に必要なので使っているものの、洗車をする程度でDIYなどはしていませんでした。このブログ的にはツマラ...つづく
ミニJCW:次はヘッドライトリングをカーボン柄にラッピングする。
先日のテールライトのリングに続き、次はヘッドライトをラッピングしていきます。テールライトは「四角形」だったので角のカーブがきつい...つづく

まずはフロント周りをシミュレーションに沿ってブラックアウトしますが、独立した部品でなければカーボン柄にはしません。実際にカーボンパーツを制作する場合には必ず独立した部品を取り付けることになるので、例えばボディパネルにそのままカーボン柄のストライプなんかを貼ったりすると「嘘っぱち」感がアリアリだということです。ケーニグセグとかのレベルになるとボディが全てヴィジブルカーボンもできるので、そういうこともあるでしょうが。笑

■まずはダクトの型を取る。純正パーツとはちょっと異なる箇所をブラックアウト。

ということで使うのはサテンブラックのラッピングフィルム。マットでもグロスでもイイ部分ですが、僕の好みでサテンを使っています。家に在庫があったからなのですが・・・

実はこの最も正面に出っ張っている平たい面に、ブラックのステッカーを貼るというオプションが純正で存在します。カラーはブラックとレッドが選べて、個人的に「よくわかってるZE!」と言いたくなるオプションですね。ただし前後左右の4枚で約¥11,000というのはやたら高いですが・・・

特にダクトの黒い部分に連続してブラックを貼ることでよりダクトそのものを大きく見せる効果があります。でもちょっと大きく見せすぎると違和感があるので、今回は立体感を強調する位置をブラックアウトしたいと思います。言葉では説明しづらいので画像で。(海外では僕と同じ位置にブラックアウトをする人も多いので、そういうアフターパーツが出回っているのかも)

まずはフロント左右のダクトから型と取っていきます。

こんな感じで養生テープを貼り、それにペンで型を取っていきます。特にこういう立体的な箇所には実物にぴったりと張り付くテープで型を取るのが一番確実。これをそっと剥がして平面に貼り直すと展開図が取れます。

型をとった養生テープを(複数枚のテープを組み合わせているのでそれぞれが剥がれないように。剥がれてそれぞれの位置がずれるとやり直し)ラッピングフィルムに貼り付け、養生テープごと切り出します。もう反対側は、それを反転してもう一枚を切り出します。

他にもフロントエアロのアゴ部分、ヘッドライトも型を取ります。ヘッドライトは”試しに”ということで、実際に光を邪魔しない部分にだけスモークを貼ったら顔が締まるかも、と型を取ってみました。

ヘッドライトを点灯して、プロジェクターの光が当たっていない部分を型取りすれば実際にヘッドライトの機能を損なうことはないだろうという寸法です。

長くなってしまったので続きは後半で。