さて、クラシックミニといえばオイル漏れがつきものですが、前回オイルフィルターを交換してからオイルが漏れてしまったので取り付け直しをします。
オイルフィルター交換からオイル漏れまでの記事はこちら。笑
(改めて詳細に書き直した最新の記事はこちら)ローバーミニ:改めて、DIYでATオイルフィルターを交換してみる。~フィルターケース取り外しと掃除編~
「ローバーミニ:ATオイルフィルターを交換してみる。~必要な道具編~」
「ローバーミニ:ATオイルフィルターを交換してみる。~フィルター取り外し編~」
「ローバーミニ:ATオイルフィルターを交換してみる。~フィルター取り付け編~」
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ATのオイルフィルターはケースをそのままに中身の紙フィルターだけ交換する仕組みになっています。そしてATは特段高い油圧がかかるため、オイルフィルターからの漏れが多いようですね。
実際に僕もオイルフィルター交換をして数日走ってからオイル漏れが発生。
さらに固定ボルトを増し締めしてみたものの、結果はまたすぐオイル漏れ発生という状況でした。。
この黒いオイルフィルターカバーの付け根(画像では左側)からオイルが垂れてくるのです。茶色いオイルが出てきてますね。エンジンをかけると油圧が上がってタラタラと出てきます。
増し締めしてもダメだということは締込みトルクの問題ではなく、フィルターパッキンがうまくハマっていないことが想像できます。となると再分解ですね。。
まずはオイルを抜くところから。
オイルを替えて間もないのですが、すでに真っ黒ですね。がっかり・・・
でもローバーミニはオイルを抜いても全量抜くことはできず、ATだと7リッターぐらいのオイルが入っているらしいですが、頑張ってオイルを抜いても2リッターぐらいは抜けずに残るようです。
それでは新しいオイルを入れても混ざってすぐに黒くなりますよね。笑 ちなみに全部のオイルを抜くにはエンジンとミッションの完全分解しかないとか。ミニのオイルは老舗焼き鳥屋の秘伝のタレのように継ぎ足し続けられるようです。。
さて、オイルを抜いてフィルターを外しました。分解方法は過去の記事を参照してください。
ここでフィルターパッキンがちゃんとハマっていたかを確認してみます。
フィルターケースを外したところ。よくよく上の画像を見てください。ぱっと見はちゃんと溝に黒いパッキンがはまっているように見えますね。
これを引っ張り出します。一見すると問題なさそうですが、ボルトを締めこみすぎたことでゴムが切れている可能性があります。
ああ、、、ゴムが切れてますね。これが漏れの原因でした。
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ちゃんとゴムパッキンも新品に交換していたのですが、フィルターケースを締め込んだ際にゴムが切れてしまったようです。オイルフィルターケースの取り付けでは初歩的なミスのようで、僕のような初心者はちゃんとゴムパッキンを溝の奥までセットせずにフィルターケースを締め込んだのが悪かったようですね。
新しいゴムパッキンを取り付けます。
上記の写真のようにオイルパイプ側にパッキンを詰め込むのですが、ここでちゃんと一番奥までパッキンを詰め込むことがとても重要です。
実際にものを見てみるとわかるのですが、パッキンがはまっている溝は奥に向かって幅が狭くなっており、かなりギュウギュウと詰め込まないと奥までパッキンが入りません。
軽くはめただけでパッキンがセットできたように見えるのですが、そのままフィルターケースを締め込むことで浮いていたゴムパッキンがよれたりして破断します。
横から見た画像です。先端の尖っていないヘラか何かでこれぐらい奥までパッキンを詰め込みます。結構キツキツなのでよれたりしないように気をつけて詰め込んでください。
ここからオイルフィルターケースを取り付ければ、ちゃんとパッキンに密着してくれます。一度漏れたからといって力任せにボルトを締め込むとオイルフィルターケースが歪むので規定トルクで締めましょう。
これで完了。
グリルを取り付け直す前に、その辺を軽く走って(回転を上げてみても)大丈夫そうなので完了です。その後1週間通勤で使ってもオイル漏れはありませんでした!パッキンの取り付け大事!!
今回のオイル漏れでエンジンカバーに大量のオイル、そして砂が溜まってしまったので掃除しました。
トイレットペーパーで拭けるところは拭きつつ、最後にパーツクリーナーを惜しげもなく吹き付けました。やれやれ。
次回以降もオイル交換2回につき、オイルフィルターは1回替えていこうと思います。1度学んだので次回以降は失敗しないようにします!
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