パナメーラ:雪はふつくしいが、融雪剤落としはしんどい。

この週末は突然に雪が降りましたね。”今年は暖冬”みたいな話はもはや毎年耳にしているような気がして、地球の気候は狂ってきていることを強く実感しています。僕はこう見えてクルマ以外はエコ派です。過剰包装とか胸が痛みます。笑

なんとなくですが、冬暖かいほど突然にドカ雪が降って盛大に積もるように思うのですが気のせいでしょうか。ということで以前から予約していた温泉に行ってきたのですが、今回はこの雪に当たってしまいました。。

■ただし雪のパナメーラと露天風呂はふつくしいぜ・・・

僕はスタッドレスもチェーンも持っていないですし、つまりは雪の時はクルマを動かさないと腹をくくっているタイプの人間です。めぇ(パナメーラ)にチェーンつけるんだっけ?つゆだく(ローバーミニ )の太タイヤに合うチェーンってあるんだっけ?

と考えるとどちらもNoかな思っています。もちろん無理ではないのですが、パナメーラについては営業さんから「スノボに行く時はレンタカー借りた方がいいですよ。笑」と言われています。そりゃそうよね。

学生の頃はスノボをやっていたので雪山に行くこともあったのですが(人の車 or 夜行バス)、社会人になってからまったく行かなくなってしまったので雪の中を走る装備に投資をしていないのです。子供がもうちょっと大きくなったら雪山行けるような装備も欲しいなとは思うのですが・・・

とはいえ今回は

「行ったら降ってた。やべぇ。。」

という状況なので超絶安全運転でサッサと宿にクルマを停めておとなしくしていることに。本来パナメーラは雨も含めてこういった天気のときに出したくないんですけどねー。

ただ雪とブルーのパナメーラはふつくしい・・・笑 雪見風呂も最高でございました。

■問題は帰ってきた後、雪の融雪剤汚れはなかなか洗車が大変。

さて、雪のなかクルマを出すと一番めんどくさいのが洗車。一見すると雪は汚れないように感じますが、結局は泥だらけの水ですし、何より問題は融雪剤。雪が降る前後でも道路にばらまかれているので、そういう時もクルマを出すのが億劫になります。

帰ってきたあとのめぇ(パナメーラS)。パッと見きれいそうに見えますが・・・

サイドなど地面に近いところは泥の中を走ってきたのかと思うほど汚いですね。融雪剤の成分はわかりませんが、なんだか油分っぽくて必要以上にボディに汚れを残します。そして水で流しても全然落ちないんですよね。

フロントホイールもこんな感じ。まぁこれはいつも通りかもしれませんが、汚れがこびりつく前にせっせと掃除してあげようと思います。年末の大掃除でも洗車してあげなかったですし。

■普段より丁寧にブラシで洗車。できればお湯が効果的らしい。

まずはいつも以上に水をかけて汚れを流します。と言っても泥汚れはほとんど落ちないのですが。あとは車体裏を特にしっかり水で流してやります。これで綺麗になるとは思いませんが、やるとやらないでは全然違うはず。

融雪剤にはお湯が良いらしいですね。でもなかなかお湯をかけられる設備は多くないと思います。僕も普通の水しか出ないので、洗剤バケツをお湯で作ってボディを洗います。というか冬は寒いのでいつも洗剤はお湯です。でないと手が死ぬ。笑

で、まずはボディの継ぎ目やダクトなどを全てブラシで優しく洗います。最近はボディをタオルで洗う前にブラシを先に行うようにしました。先にボディ洗うとブラシで掃除している間にボディ表面の洗剤が乾いちゃうんですよね・・・

こういうところも全てブラシがけします。ちなみに歯ブラシはブレーキキャリパーにしか使っていません。歯ブラシだと汚れ掻き出し能力は高いのですが結構ボディに傷をつけるので、今ではフェイシャルケア用の柔らかくて毛の細いブラシを使っています。海外の超高級ショップの洗車も動物の毛など、女性のフェイシャルケアと同じような素材のブラシを使っていますね。

■ボディはとにかく擦らずに、マイクロファイバータオルを滑らせて汚れを取る。

今回は油汚れの感じがするので、洗剤は気持ち濃い目。僕はいつも食器用洗剤を使っているのですが、もちろん油汚れに対しては抜群の洗浄能力を誇ります。ただし水で流すときに洗剤残りしやすいので、しっかりと洗い流しが必要です。

ボディも洗って水で流した後。コーティングはまだ残っていますね。でも納車したときに3重ぐらいでコーティングしてからやり直しはしていないので、そろそろメンテナンス程度に再度コーティングしたいところ。

上の画像は洗車毎に行っている”非硬化型コーティング”まで行いつつ拭き上げたところ。まだまだヌルッとした艶のあるボディを維持できていますね。よしよし。

こちらはサイドビュー。ちなみにホイールはこれから洗います。ホイールの掃除は結構な時間がかかるので、日中に洗車をするとホイールを洗っている間にボディの水滴が乾いて跡になる恐れがあります。なのでボディを先に終わらせてしまって、ボディを汚さないようにホイールを掃除するようになりました。

ポルシェはテールラインよね。サルーンでこのテールラインはたまらないです。以前所有していた987 ケイマンSのテールはもっとよかったですね。ミッドシップだからこそできるリヤホイールアーチを”山型”にしたラインは911ですらできない芸当。それ以降のモデルではウェッジシェイプというか尻上がりなデザインになってしまったのでホイールアーチは山にはならなくなってしまいました。これは正直残念なところ。

ということで融雪剤の洗車でした。今回は3時間もかかってしまった・・・やっぱりできれば雪で汚さないに越したことは