なんとなーくサッとできる簡単DIYを。今さらですがじょんじょん(我が家のF56 JCW)のキーをラッピングしてみようと思います。
昔からそうなのですが、クルマのキーというのは頻繁にオーナーの手に触れるアイテムなのでとても重要だと考えています。それに僕は”納車時にキーを受け取る瞬間”が最も
「オレはこのクルマを手に入れてやったぜッッ!!」
と実感するので、僕にとってキーはとても深いアイテムなのです。実際は納車時にエンジンをかけられた状態で引き渡されることも多く、つまりキーを渡されて握りしめるシーンがすっ飛ばされます。これはなんとかして欲しい・・・笑
ちなみにキーへの愛を語った詩はこちら。笑
このページのもくじ。
■以前からキーはラッピングなのか塗装なのか悩みどころ。
僕は以前にもキーをラッピングや塗装しており、満足度が高まることはわかっているのでサッサとやるべきだと思っています(そのくせ腰が重いのは僕の悪いところです)。
簡単に言うとラッピングは非常に楽ちんで良いと思っていますが、質感ではやはり塗装です。
ここが毎回悩むところなのですが、ひとまずイメージをつかむという意味にでは、余っているラッピングフィルムでサクッとラッピングしてみるのも良いと思います。これでテンション上がって高みを目指すのが僕の行動パターンなので、今後は剥がして塗装にするかもしれません。
以前ぽすけ(ケイマンS)も同様で、最初に赤でラッピング、その後赤で塗装し直しました。理由はラッピングのビニール質感に耐えられなかったからなのですが、これはサテン系やマット系のラッピングフィルムを使えば質感を落としづらいかと思います。特にサテン系は手に触れる部分でも結構満足度の高い質感を誇り、これは素晴らしいと思います。
ラッピングの手順はかなり前に投稿したものですが、こちらです。
で、結局塗装にしたのがこちらです。キーはポケットやカバンの中でどうしてもガシャガシャとなにかに触れてしまうので、塗装の場合はしっかりコーティングまでしないとすぐに剥げます。
つゆだく(ローバーミニ)のキーも塗装したのですが、こちらは土台となっている樹脂がどうも塗装が乗りづらいもので、今では剥げ剥げになってしまいました。
■ということでじょんじょんのキーをラッピング。まずは分解方法。
前置きが長くなりましたが、ラッピング作業を進めていきます。もはや大した説明は不要なのですが、キーの分解方法ぐらいは記載しておきましょう。電池交換も同じ手順です。
いきなりですが分解すると上のように大きく4部品になります。今回ラッピングするのは一番右の丸いカバー部分。
いきなりラッピング完了していますが。笑 分解にあたってはまず物理キーを引き抜きます。指さしている先にある小さなクロームのボタンを押してキーを引っ張るだけです。
そしたらマイナスドライバーをスリットに差し込んでパカッと裏蓋を外します。爪で戦うと痛い目を見る可能性があるので気を付けてください。あと外周の丸いカバーは、この裏蓋の後に外すという点だけ注意です。
その後外周の丸いカバーを広げながらそっと外すだけです。無理矢理引っ張るのではなくて、爪で引っかかっているので広げながら外す方が良いと思います。
■ かなり曲面が強いので、ラッピングにはヒートガン必須。
分解したらラッピング。曲面が強いのでかなりフィルムを伸ばす必要があり、ヒートガンがないと厳しいですね。
とにかく伸ばしながら外周に貼ります。シワが寄るのは内周の内側に折り返すところなので、一番径の大きな部分でフィルムを伸ばしておかないと、端っこでフィルムが余ってシワになります。
上の画像は折り返しまで貼ったところ。ここから折り返しのためののりしろを残してフィルムを切って、最後にしっかりと熱入れします。これで収縮するので上の画像で残っている僅かなシワは結構綺麗になります。折り返した内側はシワが残りますが、はめてしまえば見えないので良しとします。
ということでサクッと完成。シンプルすぎてちょっと能がないですかね?
赤つながりということで余っていたポルシェのクレストを付けておきます。赤のクレストキーホルダーを見るとケイマンが恋しいです・・・