もはや車検通さなすぎて廃車にしたのでは?と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはアルマーニです。そんなブランドものは買えません。
元々このブログを始めるきっかけになったつゆだく(うちのローバーミニ)。このクルマのおかげで広がった世界があり、新しい人との出会いがありました。それに効率至上主義の中で生活していた自分に”のんびり”を思い出させてくれたクルマでもあります。
車検が切れて久しい今でも、たまにはエンジンもかけたり洗車もしていますよ。
さて、このままでは車検が通らないというわけではないのですが、心機一転乗り出す機会を目指してコツコツと整備をしていきたいと思い、ずっと替えようと思っていたラバーコーンをスプリングに。ラバーコーンへばってますからね。今回はリヤからです。
ベースとなるショックアブソーバーの取り外し方はこちら。
このページのもくじ。
■スプリングは譲って頂きました。神様、カミサマー。
イベントに行くと安くスプリングが売りに出ていないか見たりしていたのですが、なんと使っていないスプリングをタダで譲ってくださるという方が。もう神様です。それ以来毎日その方の家がある方角に向かって
「カミサマー!!!」
と礼拝しています。
ということでリヤの作業を始めていくにあたり、まずはガソリンが少ない状態である必要があります。これはガソリンタンクを動かさないとリヤのショックアブソーバーを外せないためで、もう給油に行かなきゃ!ぐらいまで減っていないと結構重たくて腰を痛めるリスクがあります。
先にトランク内からガソリンタンクの側面についているカバーを外します。クリップが2か所刺さっているだけなので引っ張れば外れます。上の画像は外したのモノです。
ということでエクステンションを使ってタンクを固定するベルトを外します。ボルトは1/2インチのソケット。
■次は燃料タンクだ。これが難関かも。
そしたら次に燃料タンクをずらすのですが、まずは燃料タンクキャップを外して、その周りにあるゴム製部品を引き抜きます。
しゃがんでタンクの上の方をのぞき込むとわかるのですが、燃料ポンプ配線など色々なものが通っているので無理矢理ずらすと電装系にダメージがありそうですね。なので無茶はせず丁寧にずらして、その後ガソリンが揮発するのでキャップを閉めておきます。
ガソリンタンクをずらすところまではジャッキアップ前にやっておいた方がいいかもしれません。結果としてタンクをずらすのに必死になると車体を揺らしがちなので、地面に設置している状態で作業したほうが安全です。
■アブソーバーを外してラバーコーンにアクセス。これで簡単に外れるはずが・・・
ここでリヤホイールのナットを緩めておき、ジャッキアップ。両側作業になるのでリジットラック(ウマ)に乗せておきます。後はホイールを外してリヤのショックアブソーバーの上端を外していきます。外し方などはショックアブソーバー交換の記事を参考にしてください。
ということで外れたのがこんな感じ。上端のナットを外すとユニットがガタンと落ちるので、外れ際にはしっかりとブレーキユニットを支えておいてください。
ラバーコーンが見えてますね。これは車体とハイローキットというかサスペンションストラット?に挟まっているだけなのですが、まったく取れません。。アブソーバーを外して隙間を作ると、このラバーコーンがスポっと取れるはずなのですが、、、ハイロー側に固着してますね。
車体側(後方側)は簡単に浮くのでくっついていませんが、ラバーコーンがずれないように台座の中心に突起があり、これが引っ掛かって取り外せません。。
ハイローとラバーコーンをくっつけたまま抜き取ろうとしたのですが、上記の通り隙間がなくて取り外せませんでした。なのでラバーコーンをこじって剥がす努力をします。
ペンチやらマイナスドライバーやらいろいろなものを突っ込んでこじってみましたが、接着剤でついているんじゃないかと思うほど全く動きません。。これで30分以上粘ってみましたがダメですね。
この時にショックアブソーバーのブーツが抜けて落ちてしまったので、戻しておきます。汚れ防止のブーツです。ちなみに結局この後アブソーバーの下端もはずして作業することになったので、最初からアブソーバーは外してしまったほうが作業性が良いです・・・