最近は花粉と砂埃がすごいですね。なんか今年は例年より花粉の量がすごい気がしますし(一方で黄砂やPM2.5はニュースから少なくなった?)、この時期は車にとって最悪な時期なのです。
我が家の愛車たちはカバーをかけて、さらに風で飛ばされないように車体の裏側をベルトで留めているのですが、それでも隙間から砂埃が吹き込んでしまっています。
久々に車のカバーを外すと黄色い粉末がボディに溜まっていて、もうゲンナリです。風が強い中でカバーとボディの間に砂や花粉が入っているわけですから、バサバサしてボディを摩擦してしまうことが容易に想像できます。困りますね・・・
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■年中汚れが恐ろしいもの。それはホイールだ。
この春の時期はボディもかなり気を使って洗う必要がありますが、ホイールは年がら年中苦労して洗う必要があります。それはブレーキダストのせい。今回は僕なりのホイールの洗い方を紹介したいと思います。
まず汚れがひどいです。ブレーキダストは赤茶から黒になっており、明るめのシルバーホイールが黒くダマになっていることがわかります。こうなるとコイン洗車場で高圧洗浄を当てても落ちないんです。。
さらにタイヤも茶色っぽいですよね。これもダスト汚れで、黒いものが茶色く汚れてるわけですからかなり目立ちます。なかなか落ちないのですが、これも合わせて掃除しないと片手落ちですし、この上からタイヤワックスを塗っても綺麗には仕上がりません。
タイヤとホイールを4輪洗うだけで、ボディを全部洗うのと同じぐらい時間がかかります。気持ち的には一番億劫なポイントですね。
■先にタイヤのブレーキダストを落とす。
僕はタイヤ→ホイールの順で洗います。後でタイヤを洗うとその汚れが洗ったホイールに付着しやすそうだからです。
ということで先にタイヤから。これは硬めのスポンジを使って水洗いです。スポンジとブラシは両方試していますが、どちらが良いかはまだ検証中。ただブラシだとこすり落とすパワーは強そうですが目が粗く、ホイールに硬い毛先が当たりやすくて傷になりそうなので今はスポンジを使用中。
ホースで水をかけながらゴシゴシとスポンジでサイドウォールを擦ります。残念ながら完全に綺麗にはならないので完璧主義の僕としてはツライところですが、洗剤やケミカルを使用するとタイヤの寿命を縮めるので避けたほうがいいでしょう。これは落とし所です。
タイヤはゴム製品なので一定の油分を含んでおり、それを脱脂のごとく洗剤やケミカルで落としてしまうと弾力性が失われる恐れがあります。
僕のクルマはあまり走行距離を伸ばさないこともあって、経験上ハイパフォーマンスタイヤは(に限らないかもしれませんが)サイドウォールから設置面へのカーブでクラック(ひび割れ)が発生してしまうことで、タイヤ交換せざるを得なくなります。
つまり走行磨耗で交換とならない場合、次にやってくるタイヤの交換ポイントがクラックだということ。これは経年劣化であり寿命なので仕方ないですが、日々の洗車でそれを促進するようなことはしないほうが良いと思います。
■残念ながらホイールはそれなりに擦って洗うしかなさそう。
続いてホイール。ホイールももちろんボディ同様に洗車傷をつけたくないのですが、ブレーキダストは優しく”なでる”だけでは全然汚れが落ちません。。なので力を込めるほどではないものの、止むを得ずゴシゴシ洗います。
使うのはボディと同じマイクロファイバータオルですが、ボディに使用して使い古したものを貯めておいてホイールに使用。パナメーラの場合は一回の洗車でタオルがかなり汚れてしまい、洗って次回また使用する気にならないので捨てます。ブレーキダストは金属の尖った微粒子なので、それが付着しているであろうタオルはさらに傷を生む可能性があるからです。
洗剤をためたバケツは一瞬で汚れます。ボディを洗った残りの洗剤だと量が少なく、量が少ないとタオルを洗いながら使用できないので、ホイール洗いに入る際バケツ満タンに洗剤と水を足しておきます。
タオルはこまめに洗いながらスポークの凹凸を丁寧に掃除していきます。こすり残しがあると明らかに汚れが残るので、拭きあげの時に気づくと面倒です。ここは面倒ですが丁寧にいきましょう。下の画像で擦ったところとそうでないところが歴然ですね。
僕はスポークの裏もタオルでなるべく洗っています。ブレーキダストが直接降りかかりかなり汚れているはずですし、表から見えないからと洗わず汚れが残っていると、走行中に水に濡れた時に黒いダストが流れ出して綺麗なホイールをすぐに汚します。
続きは後編へ・・・