前回の続きでつゆだく(ローバーミニ)のナンバー灯をLED化。
前回は電球色のLEDを使用することにまで決めましたので、今回は実際にバルブを作成していきたいと思います。
バルブは自作で、溜め込んであるLED素子やら抵抗やらで作成していきます。回路や抵抗計算なんかはこのサイトではなく、他に詳細を記載しているサイトがたくさんありますのでそちらを参照ください。つまりググれ!
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■とりあえずLEDを作成。バルブは舟型を2つ。
まぁぶっちゃけ替えても替えなくてもいいところに2、3千円という大金はかけたくないので(節約家なのですよ・・・)LEDバルブは自作します。そしてもちろん差し替えだけで取り付けて、元に戻せるように元々使われている電球のバルブ型で作成します。
ということでナンバー灯のバルブを確認。一般的な舟型ですね。片方が黒ずんできているのでもう切れそう。
ペンと比べても小型のバルブで、左右の金属部分がプラスマイナスになります(電球なので極性なし)。つまりこれぐらいの小型で左右の幅(端子の位置)は決まってしまっているということです。
絵がないのでわかりづらいのですが、舟型のバルブはソケット型の固定方法によって作り方を変えています。左右の端を挟むような固定方法の場合、板状のベースを作成し、左右に端子をつければOKで簡単。
でも今回はバルブ左右の金属部分を、それぞれ上下に挟む仕組みになっていて、作るのがめんどくさいです。これは後からバルブを見ればわかります。
ひとまずサクッと回路を組みます。僕は面倒だったり、省スペースの立体回路が組めないので基盤を使わないことが多いです。Flux LEDを1つと抵抗、整流ダイオードは手元に在庫がなかったので省略。なのでプラスマイナス取り付け間違うと1発で壊れます。笑
ちなみに仕様しているのは白色LEDが1つです。スペース的には4つぐらいまで付けられそうですが、なるべく明るくしたくない(法規のミニマムにしたい)ため1つにしました。
ナンバー灯で爆光目指す人がいますが、ぶっちゃけナンバー見てるのって警察であって、そんな見られたくないもんを目立たせたいとか意味不明なわけですよ(やましいことはしてません)。笑 あとナンバー灯を明るいLEDにしすぎるとリアバンパーに反射して本来のデザインもわかりづらくなる気がします。
■LEDバルブの両端は金属板で端子を作る。
今回の舟型バルブは左右の端子をそれぞれ上下からクリップで挟む固定方法なので、挟めるような立体的な端子を作成する必要があります。元々の電球バルブを破壊するというも良い方法ですが、戻す時にバルブ買うのはめんどくさいというのもあって端子から作ることに。
綺麗に作る必要はないので、ざくざくっと金属板を切り出してサイズを合わせます。画像の上に写っているのはサイズの参考で今回のバルブとは関係ありません。
で、先ほどのLED回路と合体。左右の金属端子の内側にハンダ付けしています。そしてわからなくならないようにペンでプラスマイナスを書いておきました。
この時点で点灯確認をしていますが、このまま車に装着すると振動で回路のあらぬ部分が接触してショートするため、振動で壊れたりショートしないように樹脂で固めます。これで狭いスペースでもギリギリのクリアランスで配線を組めます(ギリギリでも樹脂で固めてしまえば接触しないため。ただし修復も不能になる)。
よくあるグリーンの養生テープやガムテープなどを貼った上で樹脂を固めると、硬化後にペリッと剥がれるので便利です。シールの台紙みたいなものですね。
あとサイズの都合で左右の端子は三角形に折りました。元のバルブのように丸く作ってしまうと問題があります。電球と違ってLEDは特定の方向に向けてしか発光しないので、円にしてしまうと振動で回って照らしたい方向を向かなくなる可能性もあります。(市販品は全部円ですが)