うちのつゆだく(ローバーミニ)は購入当初にブラックのルーフモールが付いていたのですが、ネット上では水が溜まって錆びやすいという話を目にしたので、納車して間もなくで取り外してしまっていました。結構外してしまっているミニは多いですね。
ですがやっぱりデザイン上、ルーフモールをつけたいと思い立ち、しかもメッキのルーフモールをつけたいと考えました。なかなかルーフを一周するメッキパーツが付いた車はなく、それこそ「クラシックミニっぽい」と思ったんです。一気にクラシック感も倍増しますし。
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オシャレはいいんだけど、中華製パーツは思いがけないところで品質が悪い。
改めてルーフモールをつける前とつけた後の比較です。こちらがつける前。まぁべつに悪いってことはないのですが、近くで見るとルーフの端に製造時の溶接のガタガタがわかります。
こちらがつけた後。ルーフのごちゃごちゃしたチェック模様とボディのオレンジとの境目がメッキではっきりするのでメリハリのある印象があります。
何よりクラシカルな高級感が追加されたような気がするんです。笑 まぁちょっと最近はコテコテしすぎているような気もするんですけどね。。
ということで思いのほか気に入っていたのですが、この夏を越えて問題が発生してきました。その問題は3つです。
- 内側の粘着テープ(?)が溶けてモールが外れる、さらにベトベトする
- 縮んだっぽく、ルーフ角の部分が長さが足りずに浮いてくる
- 一部メッキモールの表面がフィルムのように浮いている(気泡っぽくなる)
これっておそらく全部原因は熱なんです。クソ暑かった真夏の直射日光がモールをダメにしています。装着してそれなりの期間が経ちますがいきなり劣化したのは夏。
この辺りが中華製部品のダメなところで、耐候性がなくて材質そのものが劣化したり、粘着テープが劣化したりします(最近は3M製テープを使っていることも多いですが)。
とりあえずベトベトがやばい。。
とりあえずルーフ周りがベトベトっと汚れてしまっているので掃除が必要です。もちろん洗車したぐらいでは落ちないので、シリコンオフなどで除去していく必要があります。
下の画像の黒くなっているのがそれです。白部分は特に目立ちますね。
カバーをかける時に、中でルーフモールが外れたりしていてベトベトがルーフを中心にふ略してしまいました。。
ちょっとピンボケですが、チェック模様の部分もベトベトですね。。
さらにモールが短く縮んだようで、こんな風に外れてしまって再度差し込もうとしても、短すぎて差しこめません。端から全部外して1周丸々つけ直す必要があります。1周した時の継ぎ目が長さ足りなくなりますが・・・下の画像はフロントなのですが、外れてしまっていますね。
付け直して使ってもみたのですが、なんだかベトベトでよく汚れてしまうし、粘着力もないので(糸を引くぐらいベトベトするが固定力はない)取り外すことにします。
ベトベト除去にシリコンオフを使う。
まずはルーフモールを取り外すのですが、もう引っ張るだけで瞬殺で外せます。ただ外している最中にボディに付くとベトベトが写るので気をつけます。
取り外したルーフモールからベトベトを除去して再利用できないかと考えたのですが、そもそも劣化しているので再利用は難しそう。金属製ではないので曲げがキツかった箇所を中心に表面の膜が剥離していますね。。というわけで処分。
その後がいよいよめんどくさい、ベトベト除去。。キッチンペーパーで拭き取ろうにも全く取れません。なのでシリコンオフ(脱脂剤)を吹きかけながらコツコツと拭き取っていきます。
シリコンオフは多頻度で使用するので(僕のようなDIY屋だけですが)、缶スプレーではなく一斗缶で購入しておくと便利です。これを大きなスポイトで吸い出してスプレーボトルに移し替えて使用しています。
スプレーボトルはファブリーズのようなボトルだと散布量と面積が大きすぎるので、化粧用で使用する小さなスプレーボトルがオススメです。散布時のキメも細かいですね。
シリコンオフを吹いてキッチンペーパーで拭き取るを繰り返すとようやくベトベトしなくなるのですが、ベトベトが付いたキッチンペーパーで拭き続けても綺麗にならないので面を変えながらコツコツ拭きます。雨どいの内側が面倒ですね。。
ルーフも全面シリコンオフで拭きました。ベトベトは除去できますが、蓄積した汚れ(白い部分で奥の方がまだらになっている)はシリコンオフで落とせない(汚れが伸びるだけで均一に真っ白にはならない)ので、これは別で処理が必要です。
そもそもこのまだらはルーフモールによる汚れではなく、夏の雨の焼きつきなどです。これはポリッシャーによる研磨が有効なので、そのうち作業しましょう。
またルーフモールは付け直したいですね。こんな感じでまたクラシックな雰囲気を取り戻したいと思います。