パナメーラ:新型カイエンフェアに行ってきた。予想外に欲しくなる。~内外装編~

先日の代官山蔦屋で行われたモーニングクルーズの後、新型カイエンのフェアに行ってきました。混み合うことが予想されたので開店直後狙いで行ってみます。

パナメーラ:代官山蔦屋書店のモーニングクルーズに参加してみた。あと洗車。

10時過ぎにディーラーに着いたのですが、すでに2台ぐらいのポルシェが並んで駐車待ちをしていました。このディーラーはバレーサービスで、路駐しておくとディーラー裏の駐車場に車を停めてくれます。ひとまず入れそうなので入店。

■新型カイエンはよりスポーティな顔つきに。

フェアは人気のようで、開店して間もないにもかかわらず結構な人がいました。営業さんによると土曜日は誰も昼の休憩が取れないほど混み合ったとか。

早速新型カイエンが入ってすぐのところにドーンと置かれていました。正直なところ事前に写真を見ていて、「フルモデルチェンジと言いつつ、前のモデルとあんまり変わらなくない?」と思っていたのですが、実写を見ると結構印象が変わっていますね。

オプションも色々とついているのかもしれませんが、結構スポーティになったというのが最初の印象です。ブラックアウトされたヘッドライトや、メリハリの効いたフロントグリル周りがマカンのような「軽そう」な印象を与えます。

やはりヘッドライトひとつでかなり印象が変わりますね。新型パナメーラや718シリーズと同じようにかなり複雑なクワッドLEDのデザインにアップデートされてかっこいいです。

ボディデザインよりも、内装よりも、何よりこのヘッドライト・テールライトは本当に羨ましく思います。少し世代が前のポルシェたちに乗っていると最も引け目を感じるのがその点です。

ゲートを開けた状態のテールライトですが、立体的で奥行きのあるデザインをしています。最近のポルシェはライティングデザインが一気に進化しており、他の高級車メーカーと肩を並べるようになったと思います。

このフロントノーズを上下からぐっと絞ったデザインは非常にいいですね。恐竜のようにも見えますが、こうやって絞り込んで尖らせることで正面の面積を減らし、スポーツカー然とした顔つきになります。

■内装は一気にタッチパネル化。「ひねる」イグニッションを残しているところが素晴らしい。

内装はパナメーラに一歩遅れてタッチパネル&大画面化。先進的な印象を与えるものの、使い心地はどうなんでしょうね?(誤タッチや飲み物で濡れた指だと反応しなかったりすると案外物理ボタンの方が楽なのでは?)

ただエンジンスタートはボタンではなく「イグニッションキーをひねる」ということを忘れていないところが拍手を送りたいです。僕はキーをひねるという行為が大好きで、まさに「愛車に火を入れる」感じがします。

なんとなく今まで試乗をするときは乗った時点でエンジンがかかっていることが多く(営業さんが車を出してきてくれるので既にエンジンがかかっている)、よって車を購入して納車される際に初めて「キーを渡されてエンジンをかける」ことになります。そのせいでか僕は自分で自分の車のキーをひねることが「自分の車になる瞬間」だと思っていて、ボタンひとつよりも力を入れてキーをひねることが非常に好きなんです。

ラゲッジスペースは馬鹿でかい車だけに非常に広々。ベビーカーとか余裕で何台も積めます。これが満タンになるのは里帰り出産withベビーベッドや、引越しのときぐらいでしょうか。

個人的には7人乗りのカイエンが出ないかなーという期待があり、もしそれが出たら購入する可能性が大です。家族が増えてきてみて初めてわかったのですが、やはり7人乗りは自分の家族以外を乗せて出かけるときも考えて非常に便利。

でも申し訳ないのですが、個人的な趣向としてミニバンはできれば避けたく、だとすると最近少しずつ増えてきた7人乗りSUVあたりが良いかなと考えています。LEXUS RXやAudi Q7などが該当しますが、カイエンもこれだけのラゲッジスペースがあれば物理的に座席の増設が可能のように思います。

次回はサイズ感と、価格・スペックについて書いていきます。