前回の続きで、今回は僕が車を選ぶ際に大事にしている2大ポリシーについて書いてみたいと思います。
「BMWミニ:貯金と言ってもね。ニューミニ欲しいなう。~スポーツカーとしてのミニ編~」
このページのもくじ。
■「買うならトップグレードを狙え」というポリシー
「でもクーパーの加速力で十分なら、クーパーでええやん」
という世の中からの意見が飛んできそうですが、僕の場合は、
「クーパーでこれだけ加速するならJCWを本気で走らせたら絶対すごいじゃん」
と考えてしまう人間なので、やはりJCWが欲しくなるのです。笑
僕は昔々、社会人2年目ぐらいの頃に会社の車好きな先輩から言われた言葉があります。それは”同じ車でも最も高いグレードを買わないと、結局買って少し経った頃、自分の車の隣にトップグレードの車が並んだ時から嫉妬と後悔が始まる”というもの。これが僕の心にグサッと刺さったのですね。
性格にもよるのでしょうが、”負けず嫌い”と”見栄っ張り”いう点で僕はその人と性格が似ていたこともあって、この言葉は「まさにドンピシャだ」と思っています。そのため、その後に購入したぽすけ(過去所有のケイマンS)は背伸びをしてSグレードを購入しましたし、それは大いに心の余裕につながりました。(前期型987ケイマンにはRグレード設定がなく、ベースグレードとSグレードのみ)
ニューミニについても現実的にはCooper Sで充分な走行性能だし、最もお得であることは理解しているのですが、信号でJCWに並ばれでもしたらきっと目を背けてしまうと思うのです。なのでイベントの類には顔を出さないと思います。決してクーパーSが悪いわけではなく、最も選ぶべきグレードだと思うのですが、ふと愛着がなくなってしまったらどうしようと怖いんですね。(クーパーSに乗っておられる方、申し訳ありません。僕の性格の問題です)
■「どうせ買うなら鶏頭牛後だろ」というポリシー。
一方で新車でJCWがバカ高い(諸費用やオプション込みで500万弱ぐらい?)というのは他の車と相対的に比較して事実であり、だとすれば高級ブランドメーカーの中古車を買った方が優雅な気もするのです。例えば500万出すのであれば、ポルシェスターあたりの中古(1個型落ち)、レンジローバーイヴォーグの中古(現行前期型)、レクサスRXの中古(現行前期型)などなどが視野に入ってきます。
極端な話、デートでコンパクトハッチで迎えに来るのと、デカイ高級SUVで迎えに来るのでは反応が違うでしょう。特に女子に「何乗ってるの?」と聞かれた時「レクサス乗ってるよ」と答えると一点の曇りなく良い印象だと思います。笑
これが僕のもう一つの判断基準で、”中古であっても夢のブランドでベースグレードを買うと人生が変わるのではないか?”というものです。なので僕は結果として年式が少し経った中古車を買うことが多いですね。実際人生観が変わり、より高い目標を持って努力するようになりました。
ただポルシェの新車でトップグレードなんていうのは今の僕には到底無理な話ですし(ポルシェはベースグレードが1,000万強でも、トップグレードは3,000万弱になったりする)、もし3,000万で車を買うならランボルギーニやフェラーリの中古を買うでしょう。そういう判断基準だからです。夢のまた夢ですが。
結果として前回も中古のパナメーラと新車のMINI JCWで悩むなど、極端な選択肢になることが多いです。