さて、引き続きケイマンの購入記と題して果てしなく長い話にお付き合いください。笑
社会に出て初めて車を買おうと貯金している時、最初に欲しかったのはスープラなんです。そんな前回の記事はこちら。
「ケイマン:昔の話を。若造がなぜポルシェを買うのか。~最初はスープラが欲しかった~」
そのスープラも、中古車がどれも新車から10年以上経っていたり、事故車が多かったり、思ったより値段が高かったり(若干プレミアが付いてしまっている)してだんだん現実的じゃないモードに。。
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■Tokyo DriftでZに惚れる。
でもやっぱり大排気量のスポーツカーが欲しくて、ただ大排気スポーツカー全盛期の車は年式が10年を超えてしまうし、その割に高値維持だったので他の選択肢を探していました。
そこで次に白羽の矢が立ったのがZ33です。
大排気量NA。そして実際に乗り比べたことはないものの、ガチで速く走りこむのでなければNAの方がレスポンスも鋭く楽しいのでは?と思ってきました。だんだんターボ信者が揺らいできます。笑
それに価格もプレミアではなく、現実的に車体価値と中古流通価格がバランスしている感じでした。たしか200万とか出せばそこそこの年式・走行距離のものが購入できたはず。余裕を持てば250万で高年式狙いですね。
皆さんご存知ワイルドスピード3 Tokyo Driftでかっこいーなーと思ったのがきっかけです。安直ですが、やっぱり日本車はエアロでもう少しインパクトを出すとかっこいいですね。そして残念ながら、コテコテにエアロ載せなくてもかっこいいのが輸入スポーツカーです。(個人的な意見ですよ。笑)
そしてTokyo DriftのZ33と実車を見ていて、なにか違う・・・なにかデザインのシャープさに欠ける・・・
と思って調べてみると、
「そうか、ロングノーズのヴェルサイドエアロだ・・・」
ということがわかりました。うーん、確かにワイスピの影響でロングノーズ仕様の中古車も見かけるが無駄に高くなっている。。
そして気づいてしまったのです。当時まだ発売してそれほど経っていないZ34に。笑
■やっぱZ34のノーズが昔のZを彷彿してかっこいい。
正直なところZ34は登場してモデル前期でしたので、中古車を含めても価格が高いため「見ないように」していました。そんなん最新型の方が欲しくなっちゃうに決まってるやんと思っていたので。
でも見てください。ギュッと絞り込まれたフロントノーズ。そして強調されたロングノーズショートデッキ感。流れ落ちるクーペライン。美しい、Z33とZ34は別の車だと。
ましてや湾岸ミッドナイト見ちゃってる人としては240Zの美しいボディラインに回顧するようなZ34のデザインに引き込まれました。
でも、でもですよー。さらに目標貯金額が上がってしまうわけです。当時の中古車で大体300万ちょい。ギリギリ300万円を下回っているのは事故車か過走行車でした。
ただし見れば見るほどその気になってしまい、Z33は選択肢から離れていくことに。当時まだ社会人になって1年目から2年目ぐらいだったので、貯金のペースを考えてももう少し時間がかかりそうな金額でした。
冷静に考えると3.7リッターの税金(維持費)と、2シーターという不便さもだんだん記になるようになってきました。そろそろ社会の厳しさも知り始めた時期だったので。。
■大排気NAと言えど、Zのエンジンはネムイの?
乗ったこともないので勝手なことは言えないのですが、どうしても気になっていることがありました。それはエンジン。
湾岸ミッドナイト(漫画の方)でZ32に入れ込んでる人が、
「Zのエンジンは日産の高級セダン類と共有されていて、純粋なスポーツカーのために作られたエンジンではない。だからネムイのさ」
という感じのセリフが僕の中をずっとついて回りました。ほんとかどうかはわかりません。なんせ乗ったこともないのですから。ただwikiで調べてみると確かにセダンとエンジンは共有のモデル。さらにYouTubeでZ34のオンボード映像なんかも見てみました。結果よくわからないんですけどね。グランツーリスモぐらいでしかスポーツカーのタコメーター見てないし。笑
貯金にもまだ時間がかかりそうですし、改めて焦らずに車の選択肢を広げてみようと思いました。じゃあいっそピュアで、ピュアすぎて女子と目が会うと鼻血出るぐらいピュアな(そんなやついねーよ)スポーツエンジンはなんなのか考えてみました。
VTECでS2000?それはもちろん素晴らしいエンジンですが、そもそもスポーツカーしか生産していないメーカーだったらスポーツカー専用設計・チューンのエンジンがあるのではないかと思いました。完全に自己満の世界です。