さてさて、眠くなってきたところでブログを書いて寝ましょう。今日は遅起きだったにも関わらずなんででしょ。ちなみに結構前の映画ですけど、今イノセンス見てます。好きなんですよね攻殻機動隊。それにイノセンスは絵が凝っていて美しいのです。
出てくる車なんて綺麗でヨダレものですよ。磨き上げられたクラシックカーを足で乗り回すのも渋い生活ですよね。
前回の記事はこちら。
「ローバーミニ:割れがちなウッドパネルを補修してみる。~ウッドっていいよね編~」
「ローバーミニ:割れがちなウッドパネルを補修してみる。~セルロースで補修編~」
このページのもくじ。
■パネルのガワも補修しておく。
さて、前回の補修ではパネルの表面のへこみキズを片っ端から埋めていきました。これで補修前よりはだいぶ目立たなくなったと思います。
次はウッドパネルのガワ(側面の端)を補修します。ここがコーティングの端になるので、どうやら剥がれやすいみたいですね。窓ガラスを伝って水が溜まったり、窓を開けて肘を乗せれば当たるところだというのもあって、痛んでウッドがむき出しになっています。
白くなっているのはコーティングが剥がれて浮いていたり、そもそも剥がれて気がむき出しになっていたりします。
これを綺麗に厚くコーティングするには全コーティングを落としてイチからやり直す必要があるので、今回はウッドが腐るのを防ぐにとどめます。ということで前回同様、セルロースセメントを筆で塗って染み込ませていきます。
上の画像が染み込ませたあと。染み込んだところは色が濃くなっていますが、乾くと馴染みます。2度ぐらい塗って乾かします。
■ネジ穴周りも補修しておく。
最後にネジ穴の周りもコーティングが浮きやすいので補修しておきましょう。
白く浮いてますね。どうしてもコーティングの端は浮いてきます。
これも補修しますが、筆でコーティングとウッドの隙間、つまり穴の側面からセルロースを染み込ませていきます。
こちらも完了です。
■乾燥したら磨いてピカピカにする。
まず乾燥は焦らずにしっかりやりましょう!ぱっと見、そして触った感じ乾いていても完全乾燥しないとまだ柔らかいかもしれません。なので焦らず待ちます。
乾き切ったら表面を磨きますが、まず手で撫でてセルロースセメントを盛りすぎたところがあればサンドペーパー等で削ります。もし削る場合は粗いサンドペーパーから細かいものまで段階的にサンディングしてある程度ツヤツヤにしておかないと、研磨ではピカピカにならないのでご注意を。
磨くには試しにピカールを使ってみました。でもピカールって番手がいくつくらいなんでしょうかね?結局9800版も使っています。
見てください。ピッカピカのツヤッツヤですね。へこみキズは平らになったのですが、中のコーティング浮きまではどうしようもありませんでした。まぁだいぶ綺麗になったので価値ある補修だったとは言えるでしょう。
戻したら完了です。あ、ネジは2本ではなく3本でした。笑
こうしてツヤツヤのコーティングを見ると、やっぱり完璧にやりたくなりますね。つまり全部元のコーティングを削ってコーティングをやり直すということです。
僕もルアーやってたのでコーティングについては腕に覚えがありますが、このような大物を埃なくやろうとするとかなり大変です。。
僕は本心は結構完璧主義なので、つゆだく(ローバーミニ)のような古めの車を買っても、完璧とはほど遠いので嫌になっちゃうのではないかと心配していました。でも心配不要でしたね。笑