パナメーラ:結局バンパープロテクターを貼ってみる。

暑いですねー。いよいよ夏の本気を感じた今日でした。既に8月も真ん中なんですがね。。

こんな暑い日でも通勤はつゆだく(うちのローバーミニ)なので、なるべくエアコンをつけないでいます。混んでおらず快調に走っていれば、朝と夜は窓を開けて風でなんとかなったりします。でもちょっと混んだりすると風が入ってこないので冷房を入れるのですが、最弱でも寒くなるし、加速もだいぶ悪くなり、ガソリンも食うのが悩みどころです。

クラシックミニに乗っていると「エアコン付いてますか?」なんて質問をよくされますが、僕のは付いているんですよねー。

さぁバンパープロテクターを貼ってみましょうかね。これはもちろんいろいろな車に適用可能で、家の周りが狭い道だらけだったり、家族にガリっとされるのが怖い場合には有効です。今回僕は後者で、嫁の精神的な負担を減らすことが目的です。(ぶつけないとは思っている)

■車体の4隅にバンパーを貼る理由・・・

さてはて、前回用意したバンパープロテクター。購入したものの品質が低かったので綺麗にやり直しました。そんなここまでの記事はこちら。

パナメーラ:ぶつけるの恐い。バンパープロテクターを考える。

パナメーラ:バンパープロテクターの下準備をする。

バンパープロテクターの貼りどころは車体の4隅です。それはつまり駐車や交差点でステアリングを切っている時に車の4角をぶつける時に効果を発揮します。

逆に車体の4角以外、コーナーで内側に入りすぎて車体の横っ腹をぶつけたり、駐車時に下がりすぎてリアをぶつけたりした時には守ってくれないということです。さらにいえば、植え込みなどの高さが低いところでバンパーを擦ると、プロテクションバンパーが意味をなさない(高さ的に当たらない)こともあります。

プロテクションフィルムをボディ全体に貼ってしまうという手段がありますが、強い衝撃には耐えられないのはもちろん仕方がなく、それよりもコストがかかりすぎる(フルラッピング)のと、ボディ全体がビニール地で覆われるので美しい光沢が失われることに耐えられるかですね。

上の写真は元々のめぇ子(うちのパナメーラS)。プロテクションバンパーのような余計な加飾は本当はないほうが美しいですね。

今回は暫定処置でプロテクションバンパーを選択しており、その意図は以下の通りです。

  • 普段都内の狭い駐車等を利用せざるを得ず、4角がぶつける可能性が一番高い
  • コストが安く、仮にプロテクションバンパーに傷がついても取り外してしまえば良い
  • 嫁の運転が慣れたら外したい(僕のパナメーラに対する美意識の問題)

■テールバンパーを貼る位置を考える。

まず基本として、ボディの一番外側に張り出ているところに貼らないと意味がないのです。だって、でないと壁にプロテクションバンパーが最初にぶつかって犠牲になってくれません。

そうなるとだいたい貼る位置は限定されますし、貼る高さもあまり選択肢がないのです。。

まずはテールから。

高さ的にはテールライト直下ですかね。そのほうがデザイン上いいかもしれません。ただ一方でボディで一番張り出しているのは低い位置で段になっているところ。なかなか意図通りにはいきませんね。

ただ低い位置に目立つものを持ってくると視覚的重心が低く見えるので、それもいいかもしれません。

と、いうことでボディにものを貼る時はいつも通りまず脱脂です。貼るところの周囲を脱脂のうえタオルで拭き取ります。もちろん洗車がされていて、綺麗な状態であることが前提ですよ。

脱脂したら一度実物を合わせてみて位置決め。悩むようであればマスキングテープ等で仮止めしてみて、引きで見てみてください。車から少し離れて見ることでトータルのバランスがチェックできます。面倒でもとても大切な作業です。

位置が決まったら両面テープの台紙を剥がして貼り付けます。

ペタッとね。

あ、いかん、自分が反射して写ってしまっている。笑

どうでしょう?ボディのプレスラインに合わせたのでパッと見は自然な感じに仕上がったかと思います。

さらに下の写真で上から見てみると、ボディの一番張り出たところにしっかり貼れていますね。これで仮に垂直な壁にぶつかれば、このプロテクションバンパーが犠牲になってくれるわけです。

■フロントバンパーも貼ってみる。

同様にフロントバンパーも貼ります。

ただポルシェ・パナメーラの場合はテール側にエンブレムを含めて金属調の部品があるのですが、フロントにはありません。サイドは窓枠を一周するように金属調がありますね。

何が言いたいかというと、フロントに今回のプロテクションバンパーを貼ってみるとデザイン上、浮いてしまうかもしれません。。

さて、位置決め中。

フロントの一番張り出ているところは難しいのですが、高さ的に2箇所ありましたが、今回はフロントスカートを選択しました。やっぱり低い障害物ほど運転席から見えづらく、結果としてぶつけることが多いという想定です。なら低いところを守っておいたほうがいいですよね。

あとはデザイン的には、特にフロントは低い位置に目立つものを持ってきたほうが重心が低く見えるでしょうね。

貼ってみました。両側同じように貼ったら完成です。

んー、元々イメージしていたよりは悪くないかも。ただ僕の好みはこういうメッキ金属調部品ではなく、どちらかと言えばフロントフィンなんかが好物です。僕はめぇ子(パナメーラS)のことをスポーツカーだと思っており、カスタムする方向もVIPではなく、シンプルで美しいスポーティ仕様。

なんて言ってみたものの、今のところ「我慢ならぬ」わけではないので当面はこれでいきたいと思います。でもぶつけないことを祈りますよ!