前々から気にはなっていたのですが、つゆだく(うちのローバーミニ)のサイドウィンカーレンズ(サイドマーカーレンズ)が経年劣化で曇ってしまっていて光量が落ちてしまっています。今回は新しいパーツを購入してこれを交換したいと思います。
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新しいサイドマーカーレンズは片側¥1,500で購入。やっぱり樹脂レンズは経年劣化でくもりやすい。
クルマにおいて早く劣化をしてくるパーツはやっぱり樹脂部分です。特に昔のクルマほど当時の技術的に樹脂パーツの耐候性が現在よりも低いので、くすんだりヒビが入ったりしやすいです。そうなるとクルマは一気に古ぼけて見えてしまうのが難点。それに今回のようなレンズパーツは曇りによってバルブの明るさを落としてしまい、安全上も問題になります。ヘッドライトなんかだと車検で光量検査があるので引っかかるかもしれません。
で、つゆだくのサイドマーカーは現在こんな感じ。曇ってしまっているのもありますが、片側は固定するツメが割れてしまったのですぐこうして浮いてきてしまいます。曇りについてはコーティングによってちょっと透明度が戻ったような感じもしたのですがダメでした。レンズ表面を削り直すことも考えたんですが、このパーツは買い直しても高くないので手間を考えたら交換に。
それとツメが折れていることで実害はないのですが、車検に持って行った時に検査員が押して戻そうとしていたので、まぁ落とされることはなかったですが固定されていない方向指示灯はよろしくないということかもしれません。
サイドマーカーは元通りのオレンジを選択して片側が¥1,500。左右で¥3,000ですね。元々のレンズと違って表面に色々な刻印がないのでスッキリしています。僕は表面が刻印だらけなのは嫌いなのでこっちの方が良いですね。
レンズの交換は新旧差し替えるだけの簡単な作業。電球を交換する時も同じ流れでできる。
さて取り付けていきましょう。交換は簡単なのですが取り外しが結構硬い(樹脂が劣化していると)ことがあるので、その点だけ苦労するかもしれません。手で外れなければ養生テープをボディに貼って、内装剥がしなどでテコを使って外します。
外すとこんな感じでボディから引っ張り出せるんですけど、コードはそれほど長くないので無理に引っ張らないように注意。それと下の画像はレンズの上下を逆さまに裏返した状態。レンズの裏側に水抜き用のスリットがあるのが下側です。
で、この付け根のコード部分とレンズ部分を捻って90度回すとロックが外れてスポッとレンズが抜けます。電球切れを起こした時も同じ方法で交換できますね。
あとは新しいレンズに差し替えてロックしたら車体に戻して完了。上下の向きには注意して、水抜き穴がある方が下です。
取り付けた新しいレンズは透明感があって綺麗ですね。これなら明るく点灯しそうです。
そうそれと、ウィンカーレンズの取り付け取り外しには向きがあるのでそのことだけ最後に書いておこうと思います。下の画像を見てみるとわかりますが左右でツメの形がちがいます。右側は引っかかるツメ、左側はバネというかクリップのような弾力のある形状です。
取り外す時は右側のツメから引っ張り起こします。その時左側のバネを押しつぶす方向に押しながら引き起こすと割と力を入れずに外れやすくなります。取り付ける時は逆で、先にバネの左側を差し込んでから、右側をパチンと押し込んで完成。レンズ交換自体は5分程度の作業です。