ローバーミニ:犯人はおまえだ!ATミッションリンケージオイルシールからオイルが漏れてた。

先日というかもはや3ヶ月以上経ってますが、ちょっと嫌な量のオイル漏れが発覚したつゆだく(うちのローバーミニ)。そのときはオイル漏れの原因はドレンボルトかなーと疑いつつも、いったんアンダーカバーの上面やミッション裏をきれいに掃除し、漏れてきた箇所を特定して起きやすくしておいたのが前回。今回はその後の経過と、真犯人を特定したのでそれについて書いていきたいと思います。

ローバーミニ:やっぱりオイルが暖まりづらい冬はオイル漏れが発生しやすい?オーバークールしたからかも。
先日寒冷地というか、雪山に行って帰ってきたらややアンダーガードがオイルで汚れているように思ったのでオイル漏れチェックをしていきま...つづく

結論から言うとATのミッションリンケージ部分のオイルシールから漏れていて、しかも実はこれは以前貰い事故(というか自宅に停めておいたらぶつけられた)でショップに修理をしてもらったときにオイル漏れを指摘された箇所。というか受け渡しの前に連絡してくれたら修理頼んだのに・・・と思ったりもします。

ATのシフトリンケージはミッションの右端にある。今回はこの中が原因みたい。トルクコンバーターが原因じゃなくてよかった・・・。

アンダーカバーを掃除してから2回ぐらい走行して再度エンジン下を覗き込んだのですが、そこでようやく犯人が判明しました。元々ドレンボルトを疑っていたのですが、ドレンボルトはミッションケース右横の最下部に付いているので、そこがオイルに濡れていても実はその上から流れてきたオイルが滴っていただけのようです。その上にあるのがAT車ではシフト操作がミッションに伝わるリンケージ、そしてさらにその上にはトルクコンバーターです。

よくよく見てみるとドレンボルトより上の黒いカバー、ATシフトリンケージカバーの固定ボルトからオイルが滴ってますね(指差しているところ)。しかしケースの外面は湿ってはいてもオイルが流れてきた跡はなく、つまりこのリンケージカバーの内部からボルトの穴を通じてオイルが漏れてきていると思われます。

ローバーミニのATリンケージオイル漏れ

トルクコンバーターのオイル漏れも多いのですが、今回はミッションリンケージのオイルシールからのオイル漏れが原因の模様。トルクコンバーターからのオイル漏れだと結構大事で、エンジンは下さずに済みますが、諸々の部品を取り外した後ででかいコンバーターのカバーを外す必要があり、DIYでやるには必要なトルクも考えると結構キツいかも。。

リンケージカバーを外すとミッションにギアチェンジを伝える付け根からオイル漏れが。オイル漏れを起こしているシールは目に見えるけど、修理方法がわからない・・・。

とりあえずカバーを外します。これはオイル交換時にドレンボルトにソケットをかける邪魔になるので毎回外しているため手慣れた作業です。たしか13mmソケットで2箇所見えているボルトを抜けばカバーが外れます。インチ規格のはずですがいくつだっけ?とりあえずいつも13mmではずしちゃってます。

ローバーミニのATリンケージオイル漏れ

ボルトもオイルまみれなのでペーパーで拭きましたが、外したカバーの内側もオイルが溜まってますね。これが多すぎると溢れて外に漏れてきているのだと思いますが、ずーっと長く持っている持病というか毎回ここはオイルに汚れてしまいますが垂れてくるほどではなかったのでそのままにしていました。

でも漏れる量が増えてきてしまったのならしかたないので対策を取る必要があります。シフトリンケージはATとMTで全然構造がそもそもミッションに対して刺さっている位置から全然違いますが、なんせATは個々の修理方法がどうなってるか全然情報がないみたいです。。

ローバーミニのATリンケージオイル漏れ

ATだとシフトレバー部分の車体裏からワイヤーが伸びていて、それが曲がりくねってこのドレンボルト上に接続されています。つまりミッションの右側にその接続部分があります。上の画像で言うと左側がワイヤーの接続部で、シフト操作によってこれが車体の前後方向に動作して三角のプレートを通じてミッションの右から左右方向への入力へと力が変換されます。

そして肝心のミッションケースにリンケージ部品が挿入されているところが今回オイルの漏れているところ。指を指しているところからオイルが漏れてきているようでした。ペーパーをあてるとオイルが染みてきます。ドバドバと出てくるわけではなく滲み出てくる程度なので、相変わらず普段乗れない状態ではないですしオイルを継ぎ足しながらであればまだまだ乗れそうです。ただ以前より滲み出る量が増えたのかもしれないのでいい加減直したいには直したいですね。。

しかしここどうやって直すんだ?ググってみても参考情報が全然出てこないし・・・(MTのリンケージオイル漏れ修理はいくらでも情報が出てくる)。とりあえず上の画像でいうと指差している軸がミッションの奥手前に前後することでギヤが変わる仕組みなので、その軸にハマっているオイルシールを交換するとして、いずれにせよオイルを抜いたタイミングでの作業ですね。シールはなんかつまんで引っ張り出せるのかしら・・・。たぶんミッションケースから生えている軸そのものを外すことは難しい気がする・・・。

『ローバーミニ:犯人はおまえだ!ATミッションリンケージオイルシールからオイルが漏れてた。』へのコメント

  1. 名前:にゃもー 投稿日:2022/05/27(金) 20:50:40 ID:32250879c 返信

    これってトルコンシールから漏れているんじゃないですかね?まぁ分解してみないと分かりませんが…

    • 名前:Kamibukuroman 投稿日:2022/06/07(火) 23:43:06 ID:84d6fb3e4 返信

      いやー上の方まではチェックしたのですが、幸いトルコンではなかったです。トルコンだともうちょっと修理が大事で、修理費用も10倍ぐらいになるらしいですから危なかった・・・。